アート

アール・ブリュットあるいは情動のタブロー

銀座のバウス・オブ・シセイドウで開催されている「生の芸術 アール・ブリュット」展を見る。とにかく、ヘンリー・ダーガーを見たいと思っていたのだが、会場にはいってびっくりした。その59作家、80数点ある作品のどれもが恐ろしいほど緊張感をもって迫ってきたからだ。ダーガーは確かにすごい。しかし、ほかの作家の作品も、ダーガーとおとらぬほど、あるいはそれを凌ぐような強度で描かれている。執拗に細部へ細部へと向かって書き込まれていく線の集団、想念が装飾化し膨張し続けるもの、人なのか都市なのか文字なのか判別不能な形態を反復し続けるもの、空隙をそのまま差し出したような色の構成物…。そこにあるのは、まさに人間の内的衝動が”生”のまま噴出して投射されたような形象である。偏執狂的に、微細な線が繰り返し繰り返し現れる装飾的なタプローをとくに好む僕にとって、アドルフ・ヴェルフリ、マッジ・ギルの作品に釘付けになった。紋様とはデザインである前に、作家の感情や欲動といった内的世界の露出なのだ。意識ではなく無意識、いや無意識ですら構造物であるとしたら、そのさらに深部にある無意識ならざる無意識、情動のようなものが、ただあるがままにタブローへと生成する。純粋さとはなんだろうか、生とは表現にとって何を意味するのだろうか。まったく別の視点から、「生-権力」について考える機会が与えられたような気がした。

若手写真家を探していたら…

うちで制作している雑誌のグラフィックページのために、何かランドスケープのいい写真がないかと探す。とくに、若い写真家の作品がいいと思い、写真集や雑誌、Webを見て回った。好みでいうと ロジカルで、強いストラクチャーを感じるもの。それで目に付いたのが次の作家たち。向後兼一、片山博文、斎木克裕、大井成義、筑紫拓也、石川直樹。どの作家も、風景を撮影する段階、あるいは撮ったあとになんらかの加工を施すことで共通している。で、気が付いたのだが、彼らのうちの何人かは、 art & river bankで展覧会をやっていたのだ。このギャラリー、女子美術大学助教授で美術批評をしている杉田敦さんらが運営をしている。同姓同名の政治学者とはもちろん別人。じつは、杉田さんは80年代の後半、ぼくと一緒に『談』を編集していたのである。no.39「理論のプレシオジテ」、no.41「プラクシス」、no.43「ファクト=生きられる社会」、no.45「リラティヴィズム」などは、彼の発案による企画だった。現時点で振り返ってみると、なかなかシャープでかつラディカルな特集になっていたと思う。彼は、その後批評家としていい仕事をたくさんしているが、写真に関してもいい鑑識眼をもっているなぁと、あらためて感心した次第。そうそう、彼の『白い街へ リスボン、路の果てるところ』『アソーレス、孤独の群島 ポルトガルの最果てへの旅』は、とてもいいポルトガル(紀行)論ですよ。

「To walk and look back」というシャレた写真展

コーヒー豆を買いに珈琲工房によると、村上慎二さんの写真展をやっていた。マイセン、ドレスデンとデッサウ(バウハウス)を撮影したモノクロプリントの展示。ちょうど村上さん本人がいらして、酒井さんに紹介してもらう。しばらく話す。以前より陶器に関心をもっていた村上さんは、昨年チェコでおこなわれたグループ展に参加したおりに、ドイツまで足を伸ばして撮影したのだという。面白いのはその写真。一枚の横長の写真は、中央から左右に別の風景がプリントされている。たとえば、マイセンの丘に建つアウグスト強王の城を遠くに見る風景の左側には、石畳の静かな町並みが映し出されている。あるいは、教会を正面から撮影した左側には、石造の古い建物のファサードがあり、教会の影とおぼしきものが映し出されている。村上さんが種明かしをしてくれた。まず写したい対象物を正面から撮影し、そのあと後ろを向いて撮影したのだ。つまり、対象物を撮影した後に、今度は対象物の視点から、撮影者の方向を撮影したのである。今回の個展のタイトルに「To walk and look back」とある。なるほどそういうことだったのか。 村上さんは、小田原在住。珈琲工房に関わりが深いだけあって、コーヒーに対する造詣も深い。そんな縁から、ここで写真展を開催することになったという。狛江店のあと、22日からは、千歳船橋店に会場を移して開催される。
酒井さんに、ケニアとマンデリン、それに手作りのケーキをごちそうになった。珈琲屋に行ってコーヒーを無料でいただくというのはちょっと心苦しい。しかし、美味しかった。熱過ぎなくぬる過ぎなくちょうどいい感じ。熱いと味もごまかせるし、香りがひきたたないと常々思っているぼくは大変満足。「ちまたのコーヒー専門店のコーヒーはなぜあんなに熱いのか」と酒井さんに不満をぶちまけると、ぬるいとすぐにクレームがつくんだそうだ。ぼくのように熱すぎると文句をいうお客さんは、逆に皆無だとか。ぬるいとクレームをつけるようなお客さんは、ほんとうに美味しいコーヒーを飲んでいないのではないか。一度でいいから、珈琲工房のコーヒーを飲んでほしいと思う。コーヒーに対する認識が変わりますから。でも、中米、南米、アフリカという3種のコーヒーの味覚差はわかるけれど、村上さんのように農園の違いまではわかりません。まだまだ修行が足りない。温度がどうとか、いばっていてはいけませんね。

「海と山のあいだ」と「発光」

写真展をはしごした。一つは、鈴木理策さんの個展「海と山のあいだ」、もう一つは西村陽一郎さんの個展「発光」。鈴木理策さんはご存知のように2000年の木村伊兵衛賞受賞作家。『談』では、ポートレイトを撮影していただいているが、その他にno.64で「サント=ヴィクトワール山へ」を、最新号では「恐山」など3点を掲載させてもらった。個展では、鈴木さんの郷里である熊野を撮影した作品が展示されていた。折口信夫が熊野を「海と山のあいだ」と表したことに触発されたという。水と森と大地の「あいだ」に棲息するメディウムのようなもの。記憶と風景の融解するエコロジカル・サイコロジーの世界が出現していた。もう一人の西村陽一郎さんも『談』とは縁が深い作家だ。とくにno.66の表紙を飾ったソラリゼーションの作品は、読者に鮮烈な印象を与えた。今回の「発光」は、なんと蛍が主役。一匹の蛍を暗室に持ち帰り、その明滅を直接フィルムに焼き付けたという。僅かないいのちが放つ微小な光の軌跡。まさに軌跡のような作品。
鈴木理策個展「海と山のあいだ」/GALLARY
KOYANAGI(6/28〜7/29)

西村陽一郎さんの個展「発光」247photography
Roonee(7/12〜24)

Onkyoもついに国際共通語に。

以前Umami、Otaku、Karaokeに加えてRojiも国際共通語になったと書いたが、なんとあの音響派もOnkyoと表現されているらしい。古今東西アヴァンギャルド・ミュージック史の生き字引である泉秀樹さん(→Arts
& crafts CitaCita-ac.MAGAZINE
)から教えてもらった。ジム・オルークやジョン・ゾーン、アート・リンゼイが日本のアバンギャルド系音楽を精力的に発掘してくれたおかげか。なんだかうれしい。

牛腸茂雄さんの平面の仕事

『談』の次号は、牛腸茂雄さんの平面の仕事を表紙に使いたいと思っている。昨年岡崎乾二郎さんの作品を使わせていただくときに、すでに決めていた。牛腸さんは写真作品で世に出てきた人である。写真家としての評価は高い。しかし、写真以外に、いくつかの実験的なプロジェクトをやっておられたのだ。それがまた非常にユニークなものだった。今となっては、未完のままは終わらざるをえなかったが、もしも、牛腸さんが元気でおられたら、それらのプロジェクトは、写真と同じくらい高い評価をえられたにちがいない。さて、どの作品か。次号のお楽しみ。

『建築する身体』のトイレットペーパー版

大塚英志さんが「OTAKU」展をぼろくそに言っているというのでさっそく『新現実』の3号を買いにABCに行くがどこを見渡しても置いてない。『10+1』の万博特集も。両誌ともまだ出ていないってこと? かわりに、戸田山和久さんの『科学哲学の冒険』、森達也さんの『いのちの食べ方』、『建築する身体』のトイレットペーパー版
を購入。世界初のトイレットペーパーの本は、荒川修作+マドリン・ギンズのパリで開催される国際シンポジウムに記念でつくられたらしいが、こんなことをホンキで実現させちゃうのは編集部の小島さんでしょう。値段も驚きの334円(2個セット700円)。トイレットペーパーよりはちょっと高い。日常を変えよう、といわれてもやはりトイレじゃ使えませんよ、もったいなくって。

『写真との対話 How to Talk to Photography』

写真家の畠山直哉さんから『写真との対話 How to Talk to Photography』を贈呈していただく。畠山さんは、冒頭のインタビューに登場。「ただ、ぼくにはやりたいことがあって、写真のボキャブラリーをふやしたいこと。(…)たとえばぼくの『Blast』は、発破の際に石灰岩が飛び散る様子を至近距離から撮ったものですが、とても珍しい写真になりました。ああいう風にしてできあがった写真が、ぼくにとってのボキャブラリーになる」。そうした新しい語彙を集めて、リミックスしながら、まったく新しい、ある意味でわけのわからない「へんてこ」な文章ができれば面白いという畠山さんの意見に、ぼくも大賛成。「へんてこ」文章を求めているのは写真ばかりじゃないですよ。思想だってそうだと思うけど。
本書は、近藤耕人さん、管啓次郎さんの編著。昨年末に亡くなったスーザン・ソンタグさんの小さいけれどとてつもなくでかいエッセイ「写真 小さな大全(ルビ/スンマ)」や個人的に大好きなトリン・T・ミンハさんの写真+文章も収録されている。
写真との対話

高橋悠治さん瀧口修造展でミニライブ

高橋悠治さんのミニライブがあるというので世田谷美術館で開催されている「瀧口修造 夢の漂流物」展に行く。展示室にピアノを持ち込んでのライブだ。整理券が1桁代だったので、一番前に座布団を敷いての鑑賞となった。2時ぴったりに高橋悠治さん登場。縦縞のシャツにコールテンのジャケット。いつも思うけれど、およそピアニストらしくない出で立ち。まず、今日演奏する武満徹作曲の「遮られない休息」と「閉じた眼」について簡単な解説をする。「遮られない休息」は「ゆっくりと悲しく語りかけるように」(1952年)「静かに残酷な響きで」「愛の歌」(1959年)の3曲からなる。もう一つの「閉じた眼」は、「瀧口修造の追憶に」というサブタイトルのついた曲。武満徹がこの曲を作曲中に瀧口修造が亡くなったので追悼曲になったもの。高橋悠治さんは演奏前に瀧口の詩を詠んだ。僕の位置からは、高橋さんの右の指の動きがよく見えた。ピアノの演奏については良くわからない。しかし、その動きを見れば演奏が容易いものではないことくらいはわかった。ほとんど演奏が不可能と考えられていたクセナキスの曲をピアノで弾いてしまうくらいの人だから、こんなのはわけないのだろう。最後に「もう一曲やります」と予定にない演奏を告げる。「マタイ受難曲」よりアリアで「憐れみたまえ、わが神よ」を演奏したのだ。「私を知らない」と三たび言うであろうというイエスの予言通りになってしまったペテロの深い悲しみが表現されているという、「マタイ受難曲」中最もよく知られたアルト・アリア。なんでも武満徹は朝起きるとまずこの曲を聴いていたのだそうだ。武満の2曲はもちろんよかったけれど、僕的にはこのアリアがしみた。ピアノにアレンジするなんて、よくできるものだ。これを聴けただけでも満足。なんだか付け足しみたいに言い方になっちゃいますが、もちろん、もちろん、展覧会はとてもよかったですよ。ぜひ皆さんも足を運んで下さい。
「瀧口修造 夢の漂流物」展

藤部明子嬢の写真展

ヤバイ! すっかり忘れていた。昨日、藤部明子嬢の写真展のオープニングだったんだ。最新号に写真を掲載させてもらったおりに、ご連絡をもらっていたのに、ごめんなさいです。
会期中に必ず参りますんで、ご容赦!

ZEIT-FOTO SALON 藤部明子個展「Memoraphilia」(005年2月17日(木)ー3月12日〈土〉)

なんとステキな432片の鉱物写像集

マツダオフィスから、最新刊を贈呈していただく。
『TERA sakurai collection』。432片の鉱物写像集。鉱物の写真はオール4色。これを作るんで今回はライブができなかったのか。だってお金かかってそうだもの『あぶない脳』を読了し、書評にとりかかる。今回は論点がはっきりしているが、まず書きたかったのは、タイトルについて。これは名前負けだ。ちっともあぶなくなんかないんだもの。ものすごくマトモ。編集者、もしくは澤口俊之本人の希望かも知れないが、いかにも「つかみ」を狙っているのがミエミエ。それを書く。こいつをあたまにもってくるという手はなくもないが、やはり書評だし、毒が強すぎるのもなんなんでおしりに蛇足として載せることにした。「en」に送る。

藤部明子さんのプリント

若手写真家・藤部明子さんプリントを持って来社。8×10のプリント。『談』最新号で彼女の作品を3点掲載するため。ツァイトからすでに終わってしまった藤部さんの展覧会の案内が郵送されてきていて、今日改めて正しいチラシがfaxされてきた話をする。彼女は大笑い。2冊目の写真集『Memoraphilia』が年内発行の予定だったが、来年初頭になるとのこと。ところで、やはり一冊目のオビの都築さんのコピー「なんてやさしいんだろう」はみんな違和感があったらしい。そりゃそうだ。今度のは池澤夏樹さんが書かれるとか。それは期待できるぞ。
藤部明子さんの処女出版『The Hotel Upstairs』

The hotel upstairs―サンフランシスコレジデンシャルホテルの人々

本田和子さんインタビューと「Mission Frontier」展

「en 」の企画でお茶の水女子大学学長本田和子さんをインタビュー。広い学長室の奥に座ってらっしゃった本田先生は、まったく偉そうな感じがなくて、予想どおりのとてもかわいい人だった。80年代、先生が鮮烈なデビューを果たされた時の印象を伝えると、「あの時代はおもしろかったわね」と懐かしそうに相づちを打たれた。
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デジカメってやっぱりすごいかも

朝日新聞の松葉一清さんが11月5日付け夕刊で「デジタルカメラ最前線」というコラムをはじめたが、その1回目に紹介されたPECさんのフォトギャラリー
というのがすごかった。名古屋JRセントラルタワー夜景と題された作品で、名古屋駅の高層ホテルとその周辺を極端にあおりを効かせて撮影されたものだが、これって本当なの?と思わせるに十分な虚実皮膜の世界を作り出していたからだ。さっそくHPにいってみると、あるわあるわ、横浜ランドマークタワーから俯瞰した360度パノラマ、浜松町貿易センタービルから俯瞰した360度パノラマとか、さらにはCubic VRによる変幻自在のみなとみらい21の俯瞰360度パノラマなど。PECさんじつは岐阜大学の先生。その驚くべき画像は、市販のデジカメで撮影しデジタル加工して作り出したものという。いやはや、デジカメ恐るべし。そういえば、真言宗の僧侶梶井照陰さんの撮影した波の写真
も、デジタル処理によって可能になった自然/人工の世界だった。カメラによって視覚世界は拡張し変容した。そして、今、デジカメの一般化によって、視覚世界そのものが大きく変貌しようとしている。いかにも言い古された言い方だが、これらの写真を見ると、あえてこんな陳腐なことを言ってもみたくなるのだ。

『ぽぱーぺ ぽぴぱっぷ』を贈呈していただく

『談』の表紙に作品を提供してただいている岡崎乾二郎さんから絵本『ぽぱーぺ ぽぴぱっぷ』(クレヨンハウス/2004)を贈呈していただいた。谷川俊太郎さんのあかちゃんから絵本の6。岡崎乾二郎さんがまず絵を描き、その絵を見て谷川俊太郎さんが文を書かれた。岡崎さんは、以前小学館から『れろれろくん』という絵本を上梓しているが、本格的な絵本に取り組まれたのは今回で二回目。「ぱぴぷぺぽ」というそれぞれの文字が、油絵の具で描かれた不思議な生きもの(?)とたわむれるように、あっちへいったり、こっちへいったり。繰り返しページをめくっていると、今まで耳にしたことのない音楽が聞こえてくる。絵本のかたちはとっているものの、これは21世紀のグラフィックスコアなのかもしれない。

陣内秀信先生とナポリ、そして牛腸茂雄展

法政大学教授・陣内秀信先生に取材。『C&L』のブックリストの特集のため。先生が以前つくったと思われるリストをもとに行われた。テーマの「魅力ある都市とは」というよりは、「江戸・東京論の系譜学」。コラムにしようと思ったネタを、もっと深く丁寧に解説。こっちの方がいいので、コラムの方を変えることにする。終わりにナポリの話になり、教え子がナポリに住んでいるので、ぜひなんか企画して、行きましょうということに。ナポリだけでなく、バーリも近年すごくよくなったと、南イタリアにハマっている陣内先生でした。そのあと、三鷹市美術ギャラリーと芸術文化センターの二箇所で開催されている「牛腸茂雄展 自己と他者」を見る。そこでなんとも不思議な経験をすることになる。続きを読む

木本圭子さんNYで初の個展

案内が少し遅くなってしまったが、『談』ではお馴染みの木本圭子さんが、NYで始めての個展を開いている。昨年出版された作品集と同名の「Imaginary・Numbers」というタイトル。
プログラムによって生成される「虚数」/「想・数」の世界を、欧米人はどう見るか興味津々だ。
11月末までなので、NYに出かけられる予定のある方はぜひ立ち寄ってみて下さい。1Fにエルメスのショップの入っているオシャレなビルの8F。
MIKA
GALLERY
15 October-30 Novenber 2004
41 E 57, 8th flr
New York, NY 10022
tel 212-888-3900

木本fig .jpg続きを読む

上松次敏さんの画集

たとえば、サクラダファミリアやサン・マルコ大聖堂を俯瞰し、二つの視点から同じ画布に描くことを想像してみて下さい。そんなことほんとにできるの? それができるんですね。上松次敏さんは、画布の中にこれまで誰も見たことのない複眼的な視点を持ち込んで、世にも不思議な絵画世界をつくり出しました。
『談』no.42のヴィジュアルとして掲載させていただいた作品を含む241作品を一堂に集めた『上松次敏作品集』が鉱脈社から刊行になりました。個人的には、『談』に載った「バベルの塔」が好きですが、ブリューゲル(父)「十字架を担うキリスト」やボッス「快楽の園」をやはり同じ方法で描き上げた作品にも感動します。なにより驚くのは、これらが皆手描きだということ。CGのない時代に絵画技術を駆使してCG以上のイメージを創造したその造形力に感服します。
『上松次敏作品集』
鉱脈社 5000円
問い合せは、tel 0985-25-1758
上松次敏.jpg
上松次敏2.jp
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