渋谷公園クラシックスへ。佳村萠さんのソロアルバム「うさぎのくらし」発売記念ライブに行きました。佳村萠:歌/詩・鬼怒無月:ギター・勝井祐二:ヴァイオリン/ゲスト・SACHI-A:ドラム・坂本弘道:チェロ・松永孝義:ベース・羽田野烈:映像。
フジロックフェスティバル04の「渋さ知らズ」と「チビズ」の演奏に興奮してからまだ半月も経っていないのに、再び勝井さんのヴァイオリンが聞けて感激。(日比谷野音の「ROVO」のトランシーな演奏もよかったですよ)。鬼怒無月さんはTrabandの来日公演でWearhouseの一員として演奏したのを見て以来です。今日のギターは、静謐で幾分湿り気を含み、あいかわらずからだに響く音をつくっていました。しかし、なによりも佳村萠さん。すごくよかった。歌のようなポエトリーリーディングのような。混然一体となった声が、不思議な抑揚とリズムをともなって発せられる。会話のようでもあリ独語のようでもあり。そうそうたるミュージシャンをバックに一歩も引けを取らない。というか、彼らをうまくリードしている感じにもみえました。控えめだけれど、すべてを肯定していくその姿勢。改めて詩の力を知らされました。会場には中川五郎さんの姿が。帰りにCDを買ったら、五郎さんがライナーノーツを書いていました。五郎さんも好きだったんですね。
「うさぎのくらし」ZIPANG PRODUCTS zip-0013
フジロックフェスティバル04の「渋さ知らズ」と「チビズ」の演奏に興奮してからまだ半月も経っていないのに、再び勝井さんのヴァイオリンが聞けて感激。(日比谷野音の「ROVO」のトランシーな演奏もよかったですよ)。鬼怒無月さんはTrabandの来日公演でWearhouseの一員として演奏したのを見て以来です。今日のギターは、静謐で幾分湿り気を含み、あいかわらずからだに響く音をつくっていました。しかし、なによりも佳村萠さん。すごくよかった。歌のようなポエトリーリーディングのような。混然一体となった声が、不思議な抑揚とリズムをともなって発せられる。会話のようでもあリ独語のようでもあり。そうそうたるミュージシャンをバックに一歩も引けを取らない。というか、彼らをうまくリードしている感じにもみえました。控えめだけれど、すべてを肯定していくその姿勢。改めて詩の力を知らされました。会場には中川五郎さんの姿が。帰りにCDを買ったら、五郎さんがライナーノーツを書いていました。五郎さんも好きだったんですね。
「うさぎのくらし」ZIPANG PRODUCTS zip-0013