書店販売に先立ち、一足先に『談』ウェブサイトでは、アブストラクトとeditor's noteを公開しました。
右のメニューバーのno.105号の表紙をクリックしてください。


自然科学の内部において、近代的な知の枠組みの不十分さが露呈しています。人間存在を基礎とする哲学は、現代の科学の進展に対して、合理的説明を与える役割機能を果たせなくなってきました。少なくとも、自然科学の進展によって明らかになりつつある「具体の自然」を前にして、従来の認識枠組みは、すでに十分に失効していると言わざるを得ません。
この現状にあって、人間と自然、認識と真理の間に受け入れられてきた関係を、今こそ問い直すことが必要ではないでしょうか。
新たな知の枠組みの〈再〉構築が希求されています。エピステモロジー、科学技術史、科学技術社会論の分野から、科学の内部に分け入り、次なる時代の科学を展望します。表紙は、木本圭子さんです。

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