『談』no90 特集「辻井喬と戦後日本の文化創造…セゾン文化は何を残したのか」にご登場いただいた北川フラムさんと発行元の美術出版社から、新刊『アートの地殻変動 大転換期、日本の「美術・文化・社会」』を贈呈いただきました。本書はこれまで数多くなさってこられたインタビューと対談、講演を収録したもの。私が企画委員と編集に携わっている『city&life』で行った辻井喬さんとの対談もおさめられています。
じつは、この対談、上記の特集(2010年12月、6、7日行った公開トークショーの採録)を企画するきっかけになったものです。本書には、「Talk:03〈共につくること、そして、町を元気にしよう〉」というタイトルで掲載されています。
美術出版社HP新刊案内より。
「「大地の芸術祭」「瀬戸内国際芸術祭」など数々のアート・プロジェクトを成功に導いたアートディレクターが語る! 越後妻有、瀬戸内の島々、大阪など近年、街ぐるみの大型アートイベントを次々と成功させているアートディレクター・北川フラム。彼がプロジェクトをともに手掛けたアート関係者や行政担当者、興味のあるクリエーターや評論家など20名以上と対談。アートと社会のかかわりだけでなく、アートの本質や文明や社会などの根源にまで迫り、アートによる社会の地殻変動を熱く説く」。