『談』no.93の取材がスタート。今日は、人間酷似型ロボット研究の第一人者大阪大学大学院基礎工学研究科システム創成専攻教授・石黒浩先生をATRにお訪ねしました。研究室のドアを開けると、先生自身をモデルにした遠隔操作型アンドロイド「ジェミノイドHI-2」と実在の女性そっくりのジェミノイドFがわれわれをむかえてくれました。今号の特集は、「他者の他者としての〈自分〉」。石黒先生には、その先駆けとして、人間を人間たらしめているものは何か、「最期に人間に残るもの…人こそが人を映し出す鏡」というテーマでお話しいただきました。