和光大学を昨年退職された竹原あき子さんから、すてきなご著書を贈呈いただきました。
『縞のミステリー』と『そうだ 旅にでよう』の2冊。
縞はパストゥローが『悪魔の布』で述べているように、もともとスキャンダルなものだったといいます。売春婦、死刑執行人、旅芸人などが着るように、縞は、異端者のもので、なんらかのかたちで悪魔と関係があったというのです。それに対して、九鬼周造が「粋の極致」と表現したように、日本人は縞に独特な感情を抱いていました。縞とは、はたしてどちらなのか。竹原さんは、日本人が愛し育てた縞模様の謎を求めて旅に出ます。そして、意外な事実と出会います。その事実とは……。
後者は私家版。山口マオさんの挿絵も素敵です。が、残念ながら書店にはありません、あしからず。

縞のミステリー
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『縞のミステリー』と『そうだ 旅にでよう』の2冊。
縞はパストゥローが『悪魔の布』で述べているように、もともとスキャンダルなものだったといいます。売春婦、死刑執行人、旅芸人などが着るように、縞は、異端者のもので、なんらかのかたちで悪魔と関係があったというのです。それに対して、九鬼周造が「粋の極致」と表現したように、日本人は縞に独特な感情を抱いていました。縞とは、はたしてどちらなのか。竹原さんは、日本人が愛し育てた縞模様の謎を求めて旅に出ます。そして、意外な事実と出会います。その事実とは……。
後者は私家版。山口マオさんの挿絵も素敵です。が、残念ながら書店にはありません、あしからず。

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