中央線に乗り換え上野原で下車。バスで帝京科学大学へ。島田将喜先生を訪問。あそび工学研究会の第4回にゲストスピーカーとしてお呼びするため。第一印象は、いかにもフィールドワーカーという感じの、野性味溢れるひと。もちろんいい意味で。京大のサル関係の研究者とは何人かおつき合いがあるが、島田先生もその門下生。霊長類全体を、つまりサルもヒトも同一に対象とする研究を進めたいという考えには、共感するところ大であった。島田さんは同じ京大・人環の菅原和孝先生のゼミにちょくちょく顔を出されていたという。じつは、ぼくも菅原先生の仕事から多いに刺激を受けて、ヤマハの研究会ではインタビューをさせていただいたほどだ。島田先生の研究が僕のアンテナに引っ掛かってきた理由がわかった。これからの動物行動学はジャンルを超えて、もっと大きなコンテクストから捉え直すべきだとぼくも常々思っていた。島田先生の研究に大いに期待したい。先生は、毎年行われる金華山のサルの調査に参加されるそうだが、その帰りがけに研究会へ顔を出されるとのこと。最新情報も交えての研究会になりそうで、今から楽しみだ。
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