某専門誌の女性副編集長Oさんと「水と土の芸術祭」で新潟に来ている。13時より篠田昭新潟市市長のインタビュー。元新聞記者だけあって、時代の流れには敏感。市長になるや、それまで足踏み状態だったイベントはいっきに開催へ動き出す。それにしてもわずか4ヶ月足らず準備期間は、そうとうにタイトだったと思う。Oさんが、岩室温泉のアートイベントの仕掛け人の一人だったというと、びっくりしながらも話しに弾みがついた。若き副編は、なかなかのやり手だ。少なくともインタビューにおいては合格。自分の娘ぐらいの年齢なのに、この堂々とした態度。将来有望だ。そのあと、市の交流推進課水と土の芸術祭推進室・白井麻也女史の案内でりゅーとぴあへ。このホールが開館した時に、取材したのだが、植栽が順調に茂っていい屋上庭園になっていた。残念ながら、外に出ることはできなかったが、外をみながらインタビュー。彼女がまた、すごい頑張り屋さん。幼少のときからバイオリンを演奏する人。今回のイベントは、彼女の尽力によるところが大きい。とにかく、あの北川フラムさんと対等にわたりあったのだからそれだけでも敬服に値する。いつも思うことだけど、昨今の女の子はすごい。つぎに、サポーターの人たちにお話を伺うため「みずっちたんく」へ向かう。「みずっちたんく」とは、「みずつち」を支える市民サポーターズ会議の拠点旧亀田浄水場。その事務局で水と土の芸術祭サポーター会議代表・小川弘幸さんにお話しをうかがう。ここには、岸本真之さんの作品「つぎつぎきんつぎ」が展示されてた。屋上に上り、日の落ちかけた「みずつち」の舞台・新潟市内を眺める。かつて「地図にない湖」といわれた、まさに水の記憶、土の匂いが立ちこめる大地が広がっていた。
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