新しくはじめる某研究会ミーティング用の資料集め。webで検索してみると、ある大手エンタメ企業が資金を出しているらしい財団が、かなり以前から同種の研究会を立ち上げていたのがわかった。工学系のアプローチという点でもかなりちかい。評議員の顔ぶれが公開されている。見ると、知った顔がかなりいる。資金も潤沢らしく、数千万単位で研究助成もしている。ほかに、電信関連の大手企業がバックについているらしい研究会がもうひとつあった。web上に公開している雑誌のコンテンツをみると、やはりわれわれがやろうとしているものとかなりかぶっている。なにより、その雑誌に登場する研究者がみな若く、研究の内容も多彩かつそれそれの掘り下げも深い。僕は知らなかったが、そっちの分野ではかなり知られている論客もいた。彼などは、われわれの研究会で、少し角度を変えて話してもらえば、いい刺激になると思う。日頃webにたよりすぎていないかとことあるごとに言っているが、なんのことはない、そういう自分がじつは一番頼っているという皮肉。ともわれ、アイデアは似ていても、こっちには「斜線の科学」という隠し球がある。おそらく、来年の今頃は、われわれの研究会の方が注目されているはずである。
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