明治大学のHT教授と待ち合わせたが、みごとにすっぽかされた。同席した森美術館キュレーターのT女史は渡すべき資料を抱え、また、平凡社のSさんはケツカッチンで落ち着かず、待つこと2時間。研究室に連絡してもご返事なし。結局仕切り直しということでとりあえず散会することに。しかし、待っている時間、お互い自分のことをいろいろ話すと、共通の知り合いが何人もいることが判明。知り合いの知り合いをたずねていくと5人目で必ず共通の友人にいきあたるという法則があるけれども、まさにそれを地で行っているようだ。Sさんが今担当している2冊の書籍の著者が、いずれも良く知っている人と最近インタビューした人だったのには驚いた。良く知っている人は、『談』でインタビューをさせていただいたのをきっかけに、かなり親密におつきあいをさせてもらっている人だ。T女史の大学院時代の先生も、『談』で何度かお世話になった人だった。世の中せまいですねぇと盛り上がり、すっぽかされても、時間は無駄になりませんでした。(じつは、翌日ご本人と連絡がとれて、聞けばその時間、事故発生で対策にてんやわん、連絡どころではなかったらしい)。ちなみに、T先生とは都立大学(現首都大学東京)時代に一冊聞き書きの本をつくったのだけれど、その時も一度すっぽかされたことがありましたっけ。