稲垣正浩先生の主宰する21世紀スポーツ研究所へ。『談』の特集企画の相談。仮目次を見せる。稲垣先生とあるスポーツ社会学の先生との対談を企画したのだが、稲垣先生難色を示す。「彼はぼくの顔を見たらきっと逃げ出すよ」と。そうか、そういう関係だったのか。スポーツ学の周辺では、稲垣先生はとても恐れられているらしい。要するにこうだ。稲垣先生は、どんな状況でもスポーツの本質にずばり切り込んでいくからだろう。スポーツの専門家であれぱあるほど、それが怖いにちがいない。しょうがない、もう一度一から構成を考え直そう。