山崎正和先生と五百旗頭真先生の対談原稿を仕上げる。ポイントは一応押さえられたと思う。対談原稿の場合は、対話のリズムを大切にしている。すると、内容的には、若干軽くなる。リズムをとるか重さをとるか、そのバランスが大事。でも、対話の名手というのは、そんなこと考えずに書いても、ちゃんと小気味よく流れ、伝えたいことはちゃんと伝えられる。今回のお二方の対談もまったくそうだった。おりこうさんの原稿になってしまった。もちろん、それはいいことですが。