四谷の紀尾井ホールへ。中村明一さんの第15回リサイタル「中村明一虚無僧尺八の世界 京都の尺八 I 虚空」を鑑賞。もう何年も前から、招待状を送ってもらっていた。オフィス・サウンド・ポットの慶野由利子さんとは、おそらく白桃房関係で知り会ったと思う。が、さだかではない。やっと行くことができた。舞台にしつらえた壇上に正座をして、1曲づく全霊を傾けて吹く姿に感動する。密息、循環呼吸による演奏は、息を飲むものがある。笠井のダンスを観る時のような感覚が甦ってきた。覚醒しながらまどろむ、いや微睡みつつ覚醒するという方が正確か。半死半生のような状態で聴き続けた。面白いコンサートだった。
→中村明一さんの虚無僧尺八の世界
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