昨日、今日と天草へ取材旅行。「city&life」誌の「都市を拓いた人々」で天草五橋建設に尽力した森慈秀さんを取り上げるため。執筆は斎藤夕子さん、僕はカメラマンとして同行した。というか、この連載記事は、編集部で作成しているため、編集部員が行くことになっているのだ。富岡城趾からサンセットラインを走り、妙見浦、十三仏、五足の靴、そして大江天主堂、ルルドのマリアを見て、崎津天主堂へ、一通り観光スポットを巡る。意外な収穫は、三角西港の整備事業。オランダ人技師ムルドルが設計に関わった港で、明治20年に完成。一時は天草の要衝だったが、後に衰退、港としての機能を終えていたが、その場所にあった建物の他に明治期に建設された近代建築を移築して、レトロな雰囲気をもつ観光スポットに再生した。石造り岸壁、土蔵造の建物、木造の建築物が建ち並び、さながら小振りな明治村といった感じ。欲をいえば、カフェやショップだけでなく、ライブハウスやクルージングが楽しめる施設もほしい。旅行ガイドブックには、まだあまり紹介されていない場所だが、もっと力を入れて開発すれば、きっといい観光施設になると思う。もしも、そっち方面に行かれる予定のあるひとは、ぜひ訪ねてほしい編集部イチ押しの場所です。
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