エンタメビジネス論でゲストにお呼びした音楽プロデューサーの八木良太さんから2本寄稿したというので『エコノミスト』を贈呈していただいた。八木さん曰く、一昔前まで音楽ビジネス?! 何それ、という状況だったのに、今は、新しいビジネス・トレンドを先取りする存在として、注目されるようになった。今回の経済誌の特集は、まさにその表れだという。八木さんは、「アーティストは〈脱レコード会社〉へ」で、レコード会社の優位性の源泉だったパッケージビジネスに、音楽プロダクションや音楽出版社、コンサートプロモーション会社が次々と参入し、音楽業界に地殻変動が起きていると指摘する。また、「大型イベントなどライブ市場は拡大」で、縮小するパッケージ(CDなど)市場を尻目に、右肩上がりを続けるライブ市場についてリポートする。
僕個人としては、たまにiTunesでDLはするものの、あいかわらずCDを買い続けているので、パッケージの衰退はあまり実感がない。しかし、周囲を見渡せば、CDは買わないけれどDL(iTunesより「着うたフル」の方が圧倒的に多いらしいが)はしょっちゅうという人は案外多いし、確実に増えている感じはある。もう一つのライブ市場の盛況ぶりは、まさに日頃実感していること。おおむね八木さんの指摘する通り、音楽ビジネスは、パッケージからライブへと大きく舵を切っている感じだ。ビジネスとして捉えるかぎり、音楽業界は、再びライブ・エンターテインメントに関心を持ち始めたということになる。音楽も他の産業と同様グローバル化の中で、「いま・ここ」というトランス・ローカルなものが再び脚光を浴び始めたということかもしれない。
僕個人としては、たまにiTunesでDLはするものの、あいかわらずCDを買い続けているので、パッケージの衰退はあまり実感がない。しかし、周囲を見渡せば、CDは買わないけれどDL(iTunesより「着うたフル」の方が圧倒的に多いらしいが)はしょっちゅうという人は案外多いし、確実に増えている感じはある。もう一つのライブ市場の盛況ぶりは、まさに日頃実感していること。おおむね八木さんの指摘する通り、音楽ビジネスは、パッケージからライブへと大きく舵を切っている感じだ。ビジネスとして捉えるかぎり、音楽業界は、再びライブ・エンターテインメントに関心を持ち始めたということになる。音楽も他の産業と同様グローバル化の中で、「いま・ここ」というトランス・ローカルなものが再び脚光を浴び始めたということかもしれない。
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