今日のエンタメ・ビジネス論のゲストは、ギャラリー・アートアンリミテッドの代表高砂佐和子さん。「ギャラリーの仕事とアートビジネス」について、エンタメビジネスを視野にお話していただいた。現在のアート・マーケットの状況について。貸し画廊という日本の特殊事情によって、日本のアートはビジネスにおいては、世界から大きく水をあけられてしまった、マーケットが急速に拡大するおとなり中国の事情、同じく沸騰するインドのアートシーンなど、欧米のマーケットだけでなく、今やアジアからも取り残されようとしている日本。たとえ中国がバブルであれ、日本はこれまでの慣習を打破しない限り、アート・シーンからは完全にそっぽを向かれることに。そんななかで、プライマリーの小さな画廊はどうやって立ち向かっていくべきか、さてその戦略はいかに……、う〜ん、現状はなかなか厳しそうでした。いい仕事をしているところほどね。