鷺沼の21世紀スポーツ文化研究所へ。稲垣正浩先生が日体大を退官されたのを機に立ち上げられた研究所だ。すでに、今福龍太さん西谷修さんが来訪されたとのこと。
「大相撲はオリンピック競技になれるか」というテーマでご寄稿をお願いするための訪問。いろいろ面白い話をいっぱい聞いた。S社の水着は、身体を改造している。からだを鍛え上げたトップアスリートなら水着の締め付けを跳ね返すだけの筋力があるから大丈夫だが、成長期にある中高生が使用した場合、事故が起こる可能性があるという。心臓をやられるというのだ。S社の水着は、簡単にいうと、身体を針金のようにさせて、水の抵抗をなくそうというもの。血管を締め付けると、筋力がないとダメージを受けることになる。オリンピックはいいとして、インターハイは着用を認めるのか。これは、一種のドーピングではないか。
今、陸上の幅飛びで、ある身障者のアスリートが注目されている。というのは、義足の技術が進化して、健常者の記録を抜いて世界記録がでるかもしれないから。また、まことしやかに、両足に超高性能義足を付けると健常者より早く走れそうなので、両足を切断してその義足をつけることで世界一を目指している人があらわれたらしいという話。嘘のようなことが、今、どんどん起こっているのだという。
相撲の幕内力士のじつに3分の1は、日本人以外。すでに、大相撲は、日本のどのスポーツより国際化が進んでいるという事実。力士は男芸者と呼ばれているように、相撲は芸に近い。八百長も芸のうち。八百長を八百長とわからないようにやるのが、力士というプロの芸なのではないかと。おっしゃるとおり。まったく、いつもながら稲垣先生はラディカルだ。もう大学という看板をしょわなくていいのでガンガンやるといってらしたが、学校にいた時から十分過激でしたよ、先生は。だからこそこうしてまた原稿を依頼しているわけだ。稲垣先生とは、長く付き合えそうな気がする。この原稿が掲載されるのは、北京オリンピックが終わった頃。楽しみにしていてください。
「大相撲はオリンピック競技になれるか」というテーマでご寄稿をお願いするための訪問。いろいろ面白い話をいっぱい聞いた。S社の水着は、身体を改造している。からだを鍛え上げたトップアスリートなら水着の締め付けを跳ね返すだけの筋力があるから大丈夫だが、成長期にある中高生が使用した場合、事故が起こる可能性があるという。心臓をやられるというのだ。S社の水着は、簡単にいうと、身体を針金のようにさせて、水の抵抗をなくそうというもの。血管を締め付けると、筋力がないとダメージを受けることになる。オリンピックはいいとして、インターハイは着用を認めるのか。これは、一種のドーピングではないか。
今、陸上の幅飛びで、ある身障者のアスリートが注目されている。というのは、義足の技術が進化して、健常者の記録を抜いて世界記録がでるかもしれないから。また、まことしやかに、両足に超高性能義足を付けると健常者より早く走れそうなので、両足を切断してその義足をつけることで世界一を目指している人があらわれたらしいという話。嘘のようなことが、今、どんどん起こっているのだという。
相撲の幕内力士のじつに3分の1は、日本人以外。すでに、大相撲は、日本のどのスポーツより国際化が進んでいるという事実。力士は男芸者と呼ばれているように、相撲は芸に近い。八百長も芸のうち。八百長を八百長とわからないようにやるのが、力士というプロの芸なのではないかと。おっしゃるとおり。まったく、いつもながら稲垣先生はラディカルだ。もう大学という看板をしょわなくていいのでガンガンやるといってらしたが、学校にいた時から十分過激でしたよ、先生は。だからこそこうしてまた原稿を依頼しているわけだ。稲垣先生とは、長く付き合えそうな気がする。この原稿が掲載されるのは、北京オリンピックが終わった頃。楽しみにしていてください。
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