本日は、ポン友、桑山和之さんをお招きして映画プロデューサー論、その仕事の中身について話してもらった。最近撮り終えたばかりの作品を例にしながら、特に予算表と予算管理について。最近映画制作現場も変わってきたという。ハリウッドの映画制作スタイルの影響かと思ったら、テレビの影響力もかなりあるらしい。それと、コンプライアンス、IR、CSRが言われる中、文化事業といえども透明性が問われるようになってきた。投資を呼び込むためにも、旧態依然の映画づくりは、変わらざるを得ないというわけだ。しかし、それがほんとうにいいことか。かつてのようにどんぶり勘定でやっていていいわけはないが、クリエイティヴな仕事にとって、それが不可避なこともある。事業の近代化は、表現の仕事にとってどこまで有効なのか。つい最近も、某有名企業の文化事業の成功と失敗を、その当事者にお聞きしたばかり。ほとんど収益をあげることのなかった事業が、日本文化の質的向上にはおおいに貢献した。文化事業には、矛盾はつきものだ。この問題は、あらゆるエンタメ・ビジネス論に共通する課題である。この切り口から、エンタメ・ビジネス論を展開すると面白い。まだ誰も手を付けていないことなので、話題提供という意味でも、やる意義は十分あるだろう。
桑山君、この近作をやって、若い連中の映画づくりに、激しくギャップを感じたらしい。しきりに「モチベーションがないとつくれないよ」を連発していた。そして、いよいよほんとうにやりたい映画をつくる時がきたと自覚したらしい。つまり、やりたい本で、資金調達から製作まで、場合によってはメガフォンもとる。本来の意味でのプロデューサーになる時がついにやってきたというわけだ。そして、今の関心は、「国境なき医師団」だという。これをテーマに、1本つくってみようかという気になっているらしい。機は熟した。僕も応援するのでがんばってください。
桑山君、この近作をやって、若い連中の映画づくりに、激しくギャップを感じたらしい。しきりに「モチベーションがないとつくれないよ」を連発していた。そして、いよいよほんとうにやりたい映画をつくる時がきたと自覚したらしい。つまり、やりたい本で、資金調達から製作まで、場合によってはメガフォンもとる。本来の意味でのプロデューサーになる時がついにやってきたというわけだ。そして、今の関心は、「国境なき医師団」だという。これをテーマに、1本つくってみようかという気になっているらしい。機は熟した。僕も応援するのでがんばってください。
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