久米さんの「新日本人」を見る。お金を使わずせっせと貯金する20代の特集。クルマ買わない、酒飲まない、海外旅行しない、でもおカネはためるというのが今時の20代。小・中・高の時に、株価はうなぎ登りに上昇していったバブル世代、反対に小・中・高の時に、株価が下落し続けた新日本人。好況と不況という正反対の社会で育った若者は、消費行動においても全く異なる。消費は美徳とはやし立てられ躍らされたのがいいはずはない。が、消費そのものに意欲がないとなると経済そのものが収縮してしまう。人口縮小と消費の減衰、じつはそうとうヤバイ時代の始まりなのかもしれない。