練馬区の白石農園のとなりに昨年できた南欧料理のレストラン「Le 毛利」で、『city&life』の次号特集「美味しいまちづくり」の鼎談。10年間にわたって鹿児島でまちづくりに腐心されてきた建築家の松永安光さん、日本のスローフード運動の牽引者でエッセイストの島村菜津さん、そして雑誌の企画委員である法政大学の陣内秀信さん。お三人ともイタリア名人であり、食べることが大好き。そこで、食を中心にきらりと光るまちづくりをしているイタリアの小さな町を紹介していただきながら、まちづくり、まちおこしに今こそ必要なのは「食」なのだ、ということをたっぷり話し合っていただきました。題して、「「ガストロノミーが町を魅力的にする」。鼎談終了時には、すっかり満腹。じつに愉しくも実りの多い鼎談になりました。