継続してやっている研究会。司会進行役をおおせつかって早4回目。緊張感がまったくなくなって、ちょっと反省モード。もう少しアドリブを入れてもいいのだろうけれど、それぞれの議題になれば、座長が司会をする。「座」そのものを円滑に運営するための潤滑油的進行。杓子定規すぎるのはダメだが、でしゃばりすぎてもいけない。なかなかスタンスがむつかしいのである。文理シナジー学会の司会で、要領はつかんだつもりだが、やはりまだまだ。マンネリ気味と思っても、逆に修練のつもりで一生懸命にやろう、と自分に言い聞かせる。
今回の研究会のゲストは、これまで『談』や『TASC monthly』、『Webマガジン"en"』、『nature interface』でお世話になった調香師の鈴木隆さん。「匂いと愉しみ」についてお話しいただいた。詳細についてはいつか別の機会に譲るとして、最後に「サイエンス・アゴラ2007」の一つとして「においと教育」の関わりを考えるイベントを紹介されたので、この場を使って告知しておこう。
「サイエンス・アゴラ2007」は、日本のサイエンスコミュニケーションの発展を目指し、日本各地の活動を実践を交えて紹介し、現状の課題や今後のあり方を議論する交流の広場(アゴラ)。期間中に、120近い出展が予定されているが、その一つに「におい・かおり専門ネット」の主催で「においの不思議−くんくんと嗅覚を再発見!体験!」を出展するというもの。
「私たちはなぜにおいを感じるのでしょうか?嗅覚の仕組みを学び、生活空間のにおいの多様性を実体験してみませんか?犬のようにくんくんと"においの世界"を再発見」しようという狙い。
日時:11月23日〜25日
場所:国際研究交流大学村(東京国際交流館、日本科学未来舘、産業技術総合研究所臨界副都心センター)
主催:におい・かおり専門ネット
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サイエンスアゴラ2007