「ジル・ドゥルーズとともに」というイベントが開催されている。
『シネマ2*時間イメージ』『シネマ1*運動イメージ』(2007年12月刊行予定)を記念して、ドゥルーズの作品の引用で構成されたポスター展、ドゥルーズがさまざまな概念や自分の人生について語った貴重なドキュメンタリー『アベセデール』の上映、ドゥルーズの「シネマ」に関連する映画上映、レクチャー、シンポジウムを開催するというもの。すでに20日(土)にオープニングイベント「ドゥルーズ・アナロジック」というサウンド、映像、パフォーマンスのプログラムがスタートしていて、今月31日まで行われる。
なんといっても今回の目玉は、生前上映を禁止することを条件に撮影されたTVドキュメンタリー「アベセデ−ル」がすべて放映されること。Aは動物、Bはお酒、Cは欲望…というように、キーワードを手がかりとしてAtoZでドゥルーズ自身が自由に語りおろした記録。動くドゥルーズが見られるのは、これが最後かもしれない。
『TASC monthly』にご執筆いただいた廣瀬純先生も、25日にレクチャーを行う予定。
『談』をお読みいただいているみなさん、これは必見ですぞ。
イベントの詳細・スケジュール→東京日仏学院主催「ジル・ドゥルーズとともに」
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