TASCで『談』の編集会議。何年かぶりで、editor's noteを書き上げて読み合わせをした。思い起こせば、西川さんが担当の時、途中から間に合わなくなって、プロットを書いて、それをもとに原稿にすべきプランを述べるという方法に変えてしまった。やはり、本来の姿にもどして正解。自分でもちゃんと目鼻をつけておかないと、発行したあと中身を忘れてしまう。
すでにみなさんには、原稿はお渡しして読んでいただいているので、発表しないでもいいような雰囲気だった。でも、予習をしたので(自分の原稿を予習してどうするというツッコミはいれないで)、発表させてもらった。みなさんの印象はというと、意外な反応が……。今回はそれぞれのインタビューは分かりやすかったのに、editor's noteが難解だというのである。難しい先生の話を、誰にも解るように説明するのがその役目だったのではないか。それが、インタビューより難しいとは。前号は、分かりやすくてよかったのにと。どうしても専門的な言葉を使わざるを得ないということもあるんですけどね。「まぁ、いろいろな意見があるのはいいことではないでしょうか」とまとめたら笑われてしまった。
木原千春さんの表紙画、神山貞次郎さん撮影の上杉満代さん舞踏、共にOKが出て、あとは発行するのみ。8月20日発行予定。