人文書院編集部松岡隆浩さんより『TASC Monthly』2oo6年12月号に「健康と思考−「美味しさ」の非有機的な力」をご寄稿いただいた廣瀬純さんの講演会のお知らせをいただきましたので転載いたします。
廣瀬純講演会とシンポジウムin京都 7月22日
新自由主義の破綻:ラテンアメリカ社会運動の最前線
日時 2007年7月22日(日)午後1時から5時(予約不要、入場料カンパ制)
場所 ひとまち交流館京都(河原町五条下る)
講師 廣瀬純さん(龍谷大学専任講師)
廣瀬純さんの著書『闘争の最小回路』のポイントは、ラテンアメリカでの新自由主義の行き詰まりの帰結として、最近ブラジル、ベネズエラ、ボリビアなどで反米左派政権が誕生していますが、政権に指導者を送り出した社会運動は、必ずしも政権になにか期待している訳ではないという実情があるという点です。廣瀬さんは、この点について多面的な視点から、具体的に論じておられます。
日本の場合、新しい社会運動は、まだ社会的に認知され、広範な戦線を形成するというところまではいっていません。社会的経済や社会的企業といったEUの社会運動に学んで、労働組合と協同組合とその他の非営利事業体との緩やかな連携を作り出そうという試みが始まったばかりです。しかしEUでも根強い新自由主義への動きがある中で、いわば新自由主義の後始末として登場しているラテンアメリカの社会運動の現状を知ることは緊急の課題だと思います。ふるってご参加ください。参加費はカンパ制です。
進行
第一部 講演:廣瀬純さん 「ラテンアメリカ社会運動の最前線」
第二部 シンポジウム 「日本の運動との接点を探る」
パネリスト 廣瀬純さん、表三郎さん(ネットワーク情況・関西)、櫻田和也さん(NPO法人remo)、法橋聡さん・斉藤縣三さん(共生型経済推進フォーラム運営委員)
司会 境 毅さん(共生型経済推進フォーラム運営委員)
最近のラテンアメリカの社会運動について紹介した廣瀬純さんの著書『闘争の最小回路』(人文書院)は会場で発売しています。
主催:ネットワーク情況・関西 共催:共生型経済推進フォーラム
(連絡先)Eメール:sakatake2000@yahoo.co.jp 携帯:080-3139-7820(境)
協力団体:NPO法人remo、NPO法人ニュースタート事務局関西、人文書院、NPO法人日本スローワーク協会、NPO法人ワーカーズ・コレクティブ・サポートセンター
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