「お帰りなさいませ、ご主人様」のフレーズで、またたくまに秋葉原の人気メイドカフェになった「@ほ〜むカフェ」。その創始者で、「萌え〜」カルチャーを牽引してきた河原美花さん。エンタメ論のゲストスピーカー三人目は、川原さんをお迎えして、供給者側から見た「萌え消費」の実態、「萌えビジネス」の面白さをお話しいただきました。河原さんは元JTの社員。OL時代は、クルマでたばこ屋さんを回る営業も経験したそうです。また、チアリーディングをする人でもあり、その方面では知る人ぞしる有名人でもあります。「楽しいは人を幸せにする」をコンセプトに、アイデアを次々に実現化し、テレビをはじめとしたさまざまなメディアから注目を集めるも、今年新たに飲食店の経営に乗り出し、食を中心とした新しいビジネスに挑戦中。河原さん、じつは「@ほ〜むカフェ」をやる前は、萌えもオタクもまるで知らなかったといいます。逆にそれがよかった。アキバ系にどつぷりつかっていなかったからこそ、女の子が喜ぶお店という発想が浮かんだからです。メイドカフェにショー的な要素を持ち込み、関連グッズを販売し、メイドさん自らが歌って踊れるユニット「完全メイド宣言」をつくっては、CDデビューまでさせてしまったのですから。とにかく、何もないところに種を蒔き大木に育て上げる名人です。そして、今年5月イタリアンレストランを祐天寺にオープン。オタクのアキバからマダムの祐天寺へ、急転直下の転身は、周囲も驚いたとか。何が彼女をそうさせたのでしょうか。そこには、彼女のある秘密があったのです。川原さんの体験的ビジネス論。それはそれは面白くもためになる話でした。どんな話かって? それはここでは言えません。だって高い授業料を自腹で払ってきている学生さんに申し訳ないですから。いずれ何か別の機会に紹介しましょう。ブログで、インタビュー、なんていう企画もあるかもよ。
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