GLOCOMへ。少し早くついたので、元テレ朝通りの周辺を少し散歩。そういえば、浅田彰さんと香山リカさんを引き合わせたのはナイジェルコーツデザインの「メトロポール」だったなぁと、今はその面影さえない六本木ヒルズを眺めつつため息などついてみた。
10分前につくともう新留さんは待っていた。GLOCOM研究員鈴木謙介さんを訪ねる。TASC鼎談参加の正式なお願い。近著『〈反転〉するグローバリゼーション』で「市場の再埋め込み」について論じているが、その事例として「秋葉原有料トイレ設置」についてふれているという。できるだけ具体的な話を出した方がいいので、その話題など出しながら議論しましょうかと。今回の人選は○だ。新留さんとラーメン屋へ。九州ご出身なのでラーメンにはうるさい。で、みつけたのが隣のZONE六本木地下1Fの久留米ラーメン店「ラーメン鐡釜」。はりがね(超堅め)の麺を注文する。思ったほど堅くなかった。これならこなおとし(超超かため)に挑戦すればよかった。それでお味の方はというと、新留さんからOKサイン。うん、確かに美味かった。
今年の秋に閉店が決まったBook1st渋谷店へ。鈴木さんが言っていた通り『〈反転〉するグローバリゼーション』は平積みになっていてその上にPOPが。なんと本はすべてビニール装してあって、開いたらチャーリーというサイン入り! 急いで井丿頭線駅へ。それを読みながら下北乗り換えで玉川学園へ。20分も早く着いたのにすでに新留さんは正門前で待っているではないか。ここは、正門入り口から全面禁煙。奥の5号館の岡本裕一朗先生に面会。同じ鼎談への正式な参加要請。全面禁煙なんですねと尋ねると、防犯カメラがそこら中に設置されているという嘘みたいなことをおっしゃる。この大学はクリーンで美しく、現代の管理社会のまさに典型的なモデル。一部では、玉○の○○鮮と言われているらしいが、なんとなくわかる。岡本先生も今回の企画には大変乗り気で、鼎談はかなり盛り上がりそうだ。