成城石井でヴーヴクリコ・イエローラベルを購入。吉祥寺へ。サウンドイメージ研究所/Laboratory Cafe dzumiのオープニングパーティ。といっても、まだ正式な開店ではない。7階のエレベータの扉が開くとすでに数人が歓談中。インターシフトの宮野尾充晴君の顔も。
jazz評論家、クラヴィスのサイトの女性管理人。月光茶房のご夫婦とか。田井中女史を知っているという堀内さんと挨拶。話しているうちに89年にわずか半年ではあるが工作舎にいたということがわかった。ぼくら遊塾組とこの狭い空間に工作舎関係者が3人も。そのあと、『ジャズ批評』の元編集長さんとかそっち関係の人がぞくぞくと現われる。『月刊販売革新』の「マーケティングのものさし」が好評の深澤徳さんと売れっ子デザイナー中島浩さんも。深沢さんからポタライブ
の存在を初めて知る。これはかなり面白そうだ。まち歩きそのものを演劇空間にして、しかも土地の記憶を縦糸にしてその場所の過去へと入り込んでいくというパフォーマンス。あいかわらず深澤さんのアンテナは鋭い。一方の宮野尾君は近刊の『世界を変えた6つの飲み物』がすごく好調で、いよいよ再刷決定。今後も翻訳物で当たりそうなのを企画中だとか。
さて、本日の主役Cafe dzumiのオーナー泉秀樹さん、昨夜からセッティングしているサウンド機材の調子がよくないとこぼす。肝心の音が全くダメなんだよと。どのくらいひどいのかととっておきのプレーヤーでアナログ盤を1枚かけてもらう。えっ?! ぜんぜんいいじゃないですか!! 100万円もするCDプレイヤーもついでにかけてもらうと、こっちもすごくいい音。CDの音ではなくアナログ、いやそれ以上かもしれない。これまで体験したことのない音。泉さんも昨夜一人で聞いた時は本当に聞けたものではなかったが、今はいくらかいいという。それはなぜかというと、人が沢山いて身体が音を吸収するからという説明。な〜るほど。ぼくはこれでも十分満足です。サウンドイメージ研究所/Laboratory Cafe dzumi の正式オープンは5月23日。泉さんは、音楽文化のあらたな拠点としてさまざまな実験や催し物を展開していく予定。ぼくは1週間に一度コーヒーを淹れに行こうと思っています。応援しますんで、頑張ってください。