堺市大仙公園内にある自転車博物館/サイクルセンターへ。事務局長の中村博司さんにインタビュー。自転車部品メーカーのシマノの財団がやっている博物館。自転車産業の町「堺」というのはすでに過去のものになったという。今、自転車製造の9割は中国などのアジア諸国で行われている。これからは、モビリティの重要な手段のひとつとして自転車をちゃんと位置づけて、自転車を有効利用するまちづくをすすめていくべきと尽力をつくされている。中村さんは、ご自身も15km離れている仙北ニュータウンにあるご自宅から毎日自転車で通うサイクルツーキニスト。もともと、シマノでメカニックとして自転車競技に参加していた人。自他共に認める自転車のオーソリティである。
矢継ぎ早の博物館のリニューアル、本の執筆、取材攻勢で少々お疲れ気味だった。博物館の展示物を鑑賞。いよいよレンタサイクルを借りる。さすが自転車の町のサイクルセンター、MTBをまち乗り用にした自転車など、ママチャリだけではないラインナップ。そのまち乗り用MTBを借りる。まず大仙公園を抜けて、百舌鳥駅そばの大仙公園観光案内所をチェック。御陵通りを北西方向に進む。環豪跡を眺め路面電車阪堺線の軌道を越え南海線を渡り、気がつくと堺阪南線(海岸通り)を走っていた。天誅組上陸地であり龍女神像が立つ堺旧港向かい側の大浜公園を見て、堺駅の高架下へ。駅の表示が小さくしか出ていないので、ここが駅とはすぐにはわからなかった(じつは次の日、斎藤女史がちゃんとした入り口があることを発見。すごく立派な駅舎だったと教えてくれた)。駐輪場を見て、フェニックス通りを東南方向へ少し戻る。路面店の和食ファミレス「さと」で昼食。再び環豪跡の緑道(自転車通行可)を撮影しつつ北上する。ザビエル公園を通り、旧鉄砲鍛冶屋敷を外から鑑賞。阪堺高速堺線の高架下を走り、大小路交差点。ここには、巨大な歩道橋が架けられている。それぞれの歩道にはエレベータとスロープが付いていて、自転車通行が可能。歩道橋の上で見ていたら、ひっきりなしに5台のエレベータから自転車にのった市民が現われる。歩道橋を渡って、再びフェニックス通り。同じようにレンタサイクルに乗っている背広姿の人を眺めつつ走っていたら、まちがって大浜公園の方向へ向かっていることに気づく。あわてて逆戻り。仁徳陵古墳の周囲を走る。けっこう勾配があったりして少しばてる。しかし、この時点で返却予定時間の16時30分まで数分しかない。一生懸命とばして、数分超過で無事観光案内所に到着。超過料金はとられずに済む。百舌鳥駅から三国ケ丘駅乗り換えで堺東へ。荷物をピックアップしてタカシマヤ内のカフェで休憩。斉藤女史にカメラを渡し本日の取材は終了。