金子邦彦さんのインタビュー原稿がチェックからもどってきたので、読み直してみると、あららら、えっらい勘違いをしておりました! 「優れた生物学者は時に独特の言い回しをする」という文脈で、「活発な細胞を〈生き甲斐細胞〉と呼ぶんだよ」、とおっしゃったのです。確かにユニークな表現、面白いので原稿にいれたのですが、これがとんだ間違い。「生き甲斐」ではなくて「活きがいい細胞」でした。インタビュー時のメモを読み返したら、やはり生き甲斐と書いてあります。空耳アワーじゃないんだから気をつけなければね。と思いつつも、ふと、「生き甲斐細胞」というのも悪くないかも、と。優れた生物学者が○さんのことだとしたら、「生き甲斐」も使いそうな気がしたものですから。もちろん、これはぼくの勝手な感想。