アサヒ・アートスクエアでONJO(Otomo Yoshihide's New Jazz Orchestra)のライブを見る。今回のライブは2部構成。前半のセットは、今年発表されたEric Dolphyの『Out to Lunch』をまるごとコピーした同名のアルバムから、「Hat and beard」、「Something sweet something tender」、「Gazzelloni」、「Out to lunch」、「Straight up and down」(ということは全曲か)。後半のセットでは、「11pm」のダバダバダで有名なスキャットの女王伊集加代さんをゲストに迎えて、山下毅雄の曲から『プレイガール』、『七人の刑事』、「スーパージェッター」(流星号を呼ぶリモコン付きリストウォッチをもってたので、とてもなつかしい!)、それから、カヒミ・カリィの「mayonaka no shizuka na kuroi kawa no ue ni ukabiagaru shiroi yuri no hana」など。そしてアンコールは、ジム・オルークの「eureka」。
ONJOのアルバムは何枚ももっているし、浜田真理子のバックミュージシャンとして加わった演奏は見ているが単独のライブは初めて。どんな感じかと内心どきどきしながら聴いていたのだけれど、期待どおりの、いや期待以上の素晴らしい演奏だった。メンバーいずれもROVO、DCPRG、渋さ知らズ、ビンセント・アトミックス、warehouseなどいろいろなユニットを掛け持ちしている。そのために、それぞれのミュージシャンの出す音はおおよそ見当はついている。しかし、やはりONJOとなると違った。大友良英の個性が前面に出ていて、ジャズの形式を残しつつ、過激に逸脱する独自の音空間をつくり出していた。特に、アルフレート・ハルトのテナーのアプローチに不思議な魅力を感じた。個人的には、水谷浩章のベースが好きですけどね。
それにしても、「eureka」は何度聴いてもいい。月並みすぎる感想だけれど、今回の演奏はっきり言って「泣けました」。ONJOとしてのライブは年内はなさそうだけど、またやるようなことがあったらいの一番で駆けつけるつもりだ。
ONJOのアルバムは何枚ももっているし、浜田真理子のバックミュージシャンとして加わった演奏は見ているが単独のライブは初めて。どんな感じかと内心どきどきしながら聴いていたのだけれど、期待どおりの、いや期待以上の素晴らしい演奏だった。メンバーいずれもROVO、DCPRG、渋さ知らズ、ビンセント・アトミックス、warehouseなどいろいろなユニットを掛け持ちしている。そのために、それぞれのミュージシャンの出す音はおおよそ見当はついている。しかし、やはりONJOとなると違った。大友良英の個性が前面に出ていて、ジャズの形式を残しつつ、過激に逸脱する独自の音空間をつくり出していた。特に、アルフレート・ハルトのテナーのアプローチに不思議な魅力を感じた。個人的には、水谷浩章のベースが好きですけどね。
それにしても、「eureka」は何度聴いてもいい。月並みすぎる感想だけれど、今回の演奏はっきり言って「泣けました」。ONJOとしてのライブは年内はなさそうだけど、またやるようなことがあったらいの一番で駆けつけるつもりだ。
今週は、月、火とAgustin Pereyra Lucenaばかり聴いていた。アルゼンチン出身のギタリストでブラジル音楽を演奏するアーティスト、アグスティン・ペレイラ・ルセーナ。たまたまこのブログでアルゼンチン音響派のことを書いたら、アグスティンの友人とおっしゃるOさんというかたからメールをいただき、はじめてこの人の音楽を知った。これがまたじつにいいのだ。いわゆるトロピカリズモを中心としたボサノーヴァしか聴いていなかった僕の耳には、どこから聴いても純粋なボサノーヴァ。しかし、何かが違う。クレオール性といってしまえばそれまでだけど、ある種の混成体としての音の深みをもっている。そんな印象を強くもった音の世界だった。Oさんから、最近アグスティン関係のCDをたくさん贈呈していただき(も〜感激)、それをずっと聴いていたのだ。
水、木は、Sadeを聴いていた。たまたまスカパーでやった彼女の91年のライブ映像を見て、また猛烈に聴きたくなり、早々に02年の『Lover's Live」を買って繰り返し見てしまった。『Diamond Life』や『Promise』などの80年代のものもすきだけど、なんといっても『Lovers Rock」が大好き。とくに、「By your side」には何度泣かされたことか。その『Lovers Rock」の名曲を歌う、そして動くSadeを見て、完全にいってしまった。
金曜日は、週末のライブのためのおさらいでONJO。そして迎えた土曜日のライブ。なんというmusic life、愉しきかな我が人生!!
水、木は、Sadeを聴いていた。たまたまスカパーでやった彼女の91年のライブ映像を見て、また猛烈に聴きたくなり、早々に02年の『Lover's Live」を買って繰り返し見てしまった。『Diamond Life』や『Promise』などの80年代のものもすきだけど、なんといっても『Lovers Rock」が大好き。とくに、「By your side」には何度泣かされたことか。その『Lovers Rock」の名曲を歌う、そして動くSadeを見て、完全にいってしまった。
金曜日は、週末のライブのためのおさらいでONJO。そして迎えた土曜日のライブ。なんというmusic life、愉しきかな我が人生!!
南博さんのニューアルバムもよろしくお願いいたします(笑)。