香山リカさんから新刊『老後がこわい』(講談社現代新書)を贈呈していただく。『就職がこわい』、『結婚がこわい』(いずれも講談社現代新書)、の「こわい」シリーズの三作目。今回のテーマはズバリ、シングル女性の老後問題。
「(…)近いうちに世の中は、"シニア負け犬"であふれることになる。〈いつかは私だってステキな誰かと〉と夢を見ながら働いているうちに六○代、七○代を迎える彼女たちは、いったいどういう老後を送ることになるのだろう。考えたくないからこの問題から目を背け、〈まあそのときが来たら考えればいいさ〉とケ・セラ・セラの"ラテン生き方"をしていれば、なんとかなるものなのだろうか。私だって口では10年以上も前から〈もうオバサンだし〉などと言いながら、実は〈自分の老後〉など想像するのも恐ろしいのだが、この際、覚悟を決めて一度だけ考えてみることにしよう」(本文より)。香山さん本気で考えましたよ。そして、考えた末の結論は…。やはり、ケ・セラ・セラなんてとうてい言ってられない状況が待ち受けていることにがく然とするのでした。なにより、この老後問題、じつはシングル女性だけの問題ではないところがこわい。男性諸君にもぜひ読んでいただきたい。
老後がこわい
「(…)近いうちに世の中は、"シニア負け犬"であふれることになる。〈いつかは私だってステキな誰かと〉と夢を見ながら働いているうちに六○代、七○代を迎える彼女たちは、いったいどういう老後を送ることになるのだろう。考えたくないからこの問題から目を背け、〈まあそのときが来たら考えればいいさ〉とケ・セラ・セラの"ラテン生き方"をしていれば、なんとかなるものなのだろうか。私だって口では10年以上も前から〈もうオバサンだし〉などと言いながら、実は〈自分の老後〉など想像するのも恐ろしいのだが、この際、覚悟を決めて一度だけ考えてみることにしよう」(本文より)。香山さん本気で考えましたよ。そして、考えた末の結論は…。やはり、ケ・セラ・セラなんてとうてい言ってられない状況が待ち受けていることにがく然とするのでした。なにより、この老後問題、じつはシングル女性だけの問題ではないところがこわい。男性諸君にもぜひ読んでいただきたい。

このブログにコメントするにはログインが必要です。
さんログアウト
この記事には許可ユーザしかコメントができません。