香山リカさんから佐高信さんとの共著『チルドレンな日本』（七つ森書館）を贈呈していただく。 内容は、タイトル通り。「お子ちゃま日本」にカツを入れる対談。「ホンモノの〈ミスターチルドレン〉はどこに? IT企業やネット株取り引きの世界に? それとも国会や官邸に……? いずれにしても、お子ちゃまな彼らが跳梁跋扈する幼稚園チックなこの世界で、一緒に「わーい、楽しいな」と遊んでいるだけではマズイでしょう。楽しくないことも、自分に得がないことも、時にはしなければならない。それがオトナってやつなのだ、と私は改めて思います」（香山リカ）帯より。ところで、この本、装丁・造本がシャレているのはいいけれど、お二人のポートレイトがやたら沢山載っているのがすごく気になった。表紙を入れると38点。雑誌でもやらないと思う。どういう意図でこうしたのか、ぜひ編集者（社長さんらしいが）に聞いてみたいところだ。

チルドレンな日本