東京大学大学院情報学環・学際情報学府教授・石田英敬さんのインタビュー。ポストフォーディズムの社会にあって、個人は親密圏へ引き込み、社会的な連帯は失われ、かわりに感情がシンクロする。消費社会の徹底化。文化産業が隆盛をきわめ、意識はメタ市場化する。テレビという遅れてきたメディアは、しかし現前性をたてにわれわれのまなざしを吸収する。「象徴の貧困」(ベルナール・スティグレール)があからさまなかたちで前景化する時代にわれわれは生きているのだ。そうした状況とどう向き合うか。非常に刺激的なインタビューだった。『C&L』誌に掲載予定。
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