ある内輪の会で、毛利嘉孝さんから教えていただいたのだが、アレクサンドル・ソクーロフが撮った昭和天皇を主人公とした映画が、大変評判なのだそうだ。昭和天皇をイッセー尾形、皇后を桃井かおりが演じているという。第二次世界大戦の終結後の昭和天皇の苦悩を描いたもので、イッセー尾形が熱演しているらしい。タイトルは『Solntse(太陽)』。ヒットラーを撮った「モレク神」(Молох)、レーニンを撮った『Телец(牡牛座)』の3作目にあたる。まだ、日本での公開は未定らしいが、ものがものだけに、永遠に封切られることはないかもしれない。しかし、なんといってもあのソクローフだし、なんとしてでも見たいものだ。。