数寄屋橋のLois CAFEで今福龍太さんとまちあわせ。いつものようにかっこ良く帽子をかぶって登場。連載の打ち合わせ。月末の25日周辺は、『すばる』と『世界』の連載であわただしい。その間をぬって書きますから、ってほんとうですか。期待しちゃいますよ。今回は僕が担当で、今福さんを追い回すことになるのだろう。コンテンツに「リンガ・フランカ-自由の舌」ということばを発見。奴隷たちの多様性に満ちた舌をそう呼んでいるというが、美しい響きをもった言葉だ。これをそのままタイトルにしよと提案してみる。ググッてみたら同名の漫画があるみたい(しかもお笑い芸人の話?!)。ル・クレジオを呼んだ時の公式パンフを見せてもらう。和紙のようなテクスチャーの紙を使用したそれはそれは美しい書物。細長い形状で、もう一つのテキスト=台本=詩(台形?!)がそれを包む構造。今福さんの学生たちが手作りしたらしい。300部発行。これだけでもほしかった。連載については、たとえば移動しながら書き、一回の原稿が途中で……、おっとこれはまだいえない。webマガジンならでは試みを試そうと意気投合。4月1日公開の「en」から連載スタート、どうぞお楽しみに。