うちで制作しているあるメーカー系のPR誌のブレスト。「天気」が面白いという話になった。気象と気候は違うのか。気象は大気現象それ自体が対象だが、気候は人間が関与する現象も対象となる。かつてはそうした区分けが必要だったのだろうが、今はむしろ両者の融合が望まれる。気象の総合化が重要なのだろう。僕は、ミクロクリマ(微小気候/葡萄畑)、テロワール(風土)のエンジニアリングの時代なのだと思っている。
そういえば、玉村豊男さんからこんな話を聞いた。
「最近はワインの世界ではこの山じゃなくて、この葉っぱの列のここがミクロクリマだというようになってきてるんですよ。カリフォルニアなんかだとそういうことをコンピュータで全部計測する会社があるんですよね。そこが請け負っていて、お宅の何列目のここら辺が一番湿度が高くなっているからと知らせてくれると、そこだけ消毒する。そうすると全体をしなくて済むので率がいいと。消毒も減るし、コストも減るということで、全部センサを張り巡らして、警告を発する会社があるんですよ。契約料は高いんだけど、でも得をするんだって。それでお宅の何の畑のここら辺が今湿度が急に高くなってるから消毒したほうがいいよとか教えてくれるんですね。本当のミクロクリマですよね」
これをミクロクりマの工学といわずしてなんといおう。驚くべき時代だ。
そういえば、玉村豊男さんからこんな話を聞いた。
「最近はワインの世界ではこの山じゃなくて、この葉っぱの列のここがミクロクリマだというようになってきてるんですよ。カリフォルニアなんかだとそういうことをコンピュータで全部計測する会社があるんですよね。そこが請け負っていて、お宅の何列目のここら辺が一番湿度が高くなっているからと知らせてくれると、そこだけ消毒する。そうすると全体をしなくて済むので率がいいと。消毒も減るし、コストも減るということで、全部センサを張り巡らして、警告を発する会社があるんですよ。契約料は高いんだけど、でも得をするんだって。それでお宅の何の畑のここら辺が今湿度が急に高くなってるから消毒したほうがいいよとか教えてくれるんですね。本当のミクロクリマですよね」
これをミクロクりマの工学といわずしてなんといおう。驚くべき時代だ。
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