『談』no74で佐藤純一さんと対談をしていただいた野村一夫さんが「en」1月号 に「癒しが危ない」という興味深い話を書かれている。癒しブームが完全に定着している現在、私たちは「癒し」にそんなに無防備でいいのか という疑問を野村さんに投げかけてみたのだが、「癒しが危ない」はその答えだ。「癒し」とは安らぎの世界でも、抽象的な気分の世界でもなく、きわめて具体的な実践の空間。ダイレクトに身体に効力を発揮する言葉の空間としてのプラシーボが、まさにむきだしになっているのが「癒し」の空間なのだ。この「癒し」、いつなん時暴走をはじめるかわからない。厳しい眼で常にチェックを怠らないようにしよう、というのが野村さんの結論。この話傾聴に値します。ぜひご一読を。なお、同Webマガジンで、「遺体科学」の遠藤秀紀さんのインタビュー、生田武志さんの『〈野宿者襲撃〉論』のブックレビューをやってますのでそっちも読んでください。










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