今年は、ブリア・サヴァラン生誕250周年ということで、興味深い記念行事が予定されている。一つは、日仏会館主催の「食とグローバリゼーション」をテーマに「国際シンポジウム:歴史的観点から見る料理:モデル・味覚・交流」(10/15、16)。1.人間と味覚、2.革新・借用・交流、3.料理のモデル・食のシステム。もう一つは、「シンポジウム:「〈飲む〉ことの様態とその世界……グローバリゼーションにおけるワインと酒」(11/6、7)。1.ワインと酒:文明的な飲料、2.地方と味覚、3.危機と発展の要因。期間中に、食品・食の技術・食習慣をテーマにしたドキュメンタリー映画の上映も予定されている。東京日仏学院でも同様の企画が予定されている。いくつかある企画のなかの一つが「討論会:東京におけるフランス料理の発展」(10/19)。東京の代表的フレンチ・レストランのシェフが語り合うという。今回の記念行事の総合タイトルは、「飲むことと食べること〜Boire et Manger」。来年2月に『談』別冊の第3弾の発行を予定している。テーマは、「酒」。今回の企画、おおいに参考になりそうだ。
このブログにコメントするにはログインが必要です。
さんログアウト
この記事には許可ユーザしかコメントができません。