『談』の次号の企画会議。「生-政治」に正面から切り込もうという「バイオパワー」、環境問題に内在する矛盾を問う「いのち/自然の危機」、生命現象を時間論から捉え直す「〈いのち〉を記録する」の3本。研究員のみなさんにプレゼンすると、意外にも「いのちの記録」がいいのではないかという意見。とくに担当のNさんと所長が推す。ぼくからみなさんに「生-政治」ってわかりますかと尋ねる。この前の研究会でも若林幹夫さんの後半の発表のキーワッドでもあったので。研究員のお一人がすかさず、「ぜんぜんわかんないぞ」と。どうやら、みなさん「生-政治」についは、ちゃんと理解されておられない様子。もちろん、それは僕自身にもおおいにいえることで、だからこそ今回あえて正面から取り上げてみようと思った次第。戦中の男は、「からだを鍛えて戦場に」、女は「産めや増やせよ」と同じじゃないかという意見も飛び出す。まぁ、まったく違うというわけではないけれど、本質的なところはやはり異なる。そんなんで、結局、こっちを先にやろうじゃないかということになった。サプライズな対談なども考えていて、おいおい経過はお伝えするが、面白いものになると思う。こうご期待。
夜、六本木スーパーデラックスへ。佳村萌 (vocal) 大友良英 (guitar) 植村昌弘(drums) のライブ。この組み合わせは初めてみたい。今日はオリジナルもやったけれど、カバーも数曲やった。以前エンケンさん本人と一緒にやったことがあるという「オムライス」。それと細野さんの「風をあつめて」。とくに「風をあつめて」は、すごくよかった。佳村さんの歌から詩に、詩から歌に変わる独特の歌い方は、この曲のもつ「乾いた懐かしさ」をストレートにつたえる。これまでいろんな歌い手がこの曲をカバーしているが、今回の佳村さんのが一番よかった。「風をあつめて」は、じつはアンコールにもういちどアレンジを変えてやった。この時は、たぶんこれまで聞いた人はほとんどいないと思うけれど、大友さんが一緒にコーラスしたのだ。大友さんの歌ですよ。びっくり。さらにもう1曲とっておきのカバー曲が披露された。なんだと思います? ウェルベット・アンダー・グランドの「Venus in Furs」。これがまたよかったんだ。感激のあまり、帰りに、『のだめ』の新刊(13巻)と『ご近所物語』1巻を購入。全然関連性ないね。
夜、六本木スーパーデラックスへ。佳村萌 (vocal) 大友良英 (guitar) 植村昌弘(drums) のライブ。この組み合わせは初めてみたい。今日はオリジナルもやったけれど、カバーも数曲やった。以前エンケンさん本人と一緒にやったことがあるという「オムライス」。それと細野さんの「風をあつめて」。とくに「風をあつめて」は、すごくよかった。佳村さんの歌から詩に、詩から歌に変わる独特の歌い方は、この曲のもつ「乾いた懐かしさ」をストレートにつたえる。これまでいろんな歌い手がこの曲をカバーしているが、今回の佳村さんのが一番よかった。「風をあつめて」は、じつはアンコールにもういちどアレンジを変えてやった。この時は、たぶんこれまで聞いた人はほとんどいないと思うけれど、大友さんが一緒にコーラスしたのだ。大友さんの歌ですよ。びっくり。さらにもう1曲とっておきのカバー曲が披露された。なんだと思います? ウェルベット・アンダー・グランドの「Venus in Furs」。これがまたよかったんだ。感激のあまり、帰りに、『のだめ』の新刊(13巻)と『ご近所物語』1巻を購入。全然関連性ないね。
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