夜NHKへ。「ライブビート」の公開録音。まずDamon&Naomiのステージ。HPによれば「ボストンを拠点に活動するデーモン・クルコウスキーとナオミ・ヤンによるアコースティックをベースにしたデュオ・ユニット。ライブではデーモンはアコーステイックギターとヴォーカル、ナオミはベースとインドのハンドオルガンそしてヴォーカルをそれぞれ担当する。共にメンバーだったギャラクシー500の解散後に活動を本格化し、1992年よりこれまでに、5枚のフル・アルバムを発表している」とある。今回はそのゴーストのメンバーと。アシッドフォークというだけあって、リバーブをガンガンつかったサイケデリックなサウンドはぼく好み。それはともかく、なんといっても驚いたのは、「Love」というオリジナル曲が途中から日本語に変わって、なんと「遠い海へ旅に出た私の恋人」という曲になったこと。これ、あのジャックスの曲ですよ!  それもぼくが一番好きな歌。驚いたと同時に感激。まあ、彼らには、三上寛・友川かずきに捧げた「Ueno Station」という演歌っぽい曲があるくらいだから。それにしても、もう日本人ですら忘れてしまっているような曲(バンドも)を、ボストン在住のミュージシャンが演奏するというのだから、面白い時代になったものだ。マニアックな人なんですね、この二人。さて、そのあと本命のムーンライダーズが登場。かしぶち哲郎さんはまだ快復していないらしく代役。慶一さんもねんざをしたとイスに座って歌う。大半が「P W Babies Paperback」から。アレンジを少しずつ変えて少しロングバージョンにはなっていたが。う〜んと昔、下北のロフトで見た以来の至近距離でのライブとなった。アンコールは、かしぶちさんに捧げますと「Frou Frou」で絞め。いいライブだった。タダでこんなのが見れると喜んでいたら、視聴料をいただいているのでタダではないですよと司会者。そうか、だったらもっと行こうっと。