ひさしぶりに朝まで社長&あんちゃんと下北沢で飲む。だからだろうか、頭はかえって興奮ぎみ。快調。「en」の原稿依頼で、東京国際大学人間社会学部専任講師・柄本三代子さんに塩事業センターOさんと面会。初対面。単著『健康の語られ方』、共著『健康ブームを読み解く』で、彼女は、昨今評判の健康食品や健康グッズを例に、日本人の健康への異常ともいえる関心の高さを分析した。ユーザーの健康情報の受け入れ方、関心の持ち方を、主にメディアがそれにどう関わっているかという視点から迫っているところが面白く、以前からお目にかかってインタビューなり寄稿をお願いしようと思っていた。ようやく実現したわけだ。最近、ヘルシア緑茶を事例にまた新しい論文を発表されたばかりとのこと。健康に関わる科学的言説とそれを加工し世間に流通させるメディアの役割、『談』が追求していることとも深く関連するテーマだ。ところで、柄本さんは健康関連の研究のほかにネット自殺について学会で発表をされた。ところが、それを報じた新聞メディアの扱い方が、また興味深いものだったらしい。健康への視線とあい通ずるものがあったようなのだ。大変興味のあるところだ。さて、柄本さんの原稿は、8月号に掲載の予定。柄本さんの著書は↓。共著の方には野村一夫さん、北澤一利さんも寄稿されています。

健康の語られ方

健康ブームを読み解く