『TASCマンスリー』2017年5月号が発行になりましたのでお知らせします

『TASCマンスリー』2017年5月号が発行になりましたのでお知らせします。
なお『TASCマンスリー』は、『談』の発行元である公益財団法人たばこ総合研究センターの機関誌(月刊)です。購読等のお問い合わせは右のメールアドレスまで→info@tasc.or.jp

2017年5月号No.495
表紙 嗜好品を嗜む…62 久住昌之 切り絵・文「牛タンにはマッコリ」
contents
随想「古代米と現代の食」……猪谷富雄
新舞台言葉の花「能楽堂の楽屋」……渡辺 保
[TASCサロン] 「現代社会に求められる寛容とは」……後藤正英
[特別シリーズ 豊かな生き方、豊かな社会を考える] 「自由の第三パラドックス」……橋本努
[特別寄稿]「近年の幸福度研究の動向と嗜好品……本郷亮

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『TASCマンスリー』2017年4月号が発行になりましたのでお知らせします


『TASCマンスリー』2017年4月号が発行になりましたのでお知らせします。
なお『TASCマンスリー』は、『談』の発行元である公益財団法人たばこ総合研究センターの機関誌(月刊)です。購読等のお問い合わせは右のメールアドレスまで→info@tasc.or.jp

2017年4月号No.496
表紙 嗜好品を嗜む…61 久住昌之 切り絵・文「嗜好品と舌」
contents
随想「手繰り寄せられた駅の〈網〉」……田村圭介
新舞台言葉の花「楽善」……渡辺 保
[TASCサロン] 「〈21世紀の家族〉を語るためのモチーフ」……筒井淳也

[特別シリーズ 豊かな生き方、豊かな社会を考える] 「〈生〉の社会学 ― その若干の考察」……藤村正之
[特別寄稿] 「アメリカにおける酒類とタバコのー規制に関する歴史」……岡本 勝

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『TASCマンスリー』2017年3月号が発行になりましたのでお知らせします

『TASCマンスリー』2017年3月号が発行になりましたのでお知らせします。
なお『TASCマンスリー』は、『談』の発行元である公益財団法人たばこ総合研究センターの機関誌(月刊)です。購読等のお問い合わせは右のメールアドレスまで→info@tasc.or.jp

2017年3月号No.495
表紙 嗜好品を嗜む…57 久住昌之 切り絵・文「大人のおやつ」
contents
随想「コーヒーのおいしさ」……旦部幸博
新舞台言葉の花「三田祭」……渡辺 保
[TASCサロン] 「論理と心理に配慮した合意形成法」……小倉広
[特別シリーズ 豊かな生き方、豊かな社会を考える] 「紛争解決の心理的障壁とその克服」……大渕憲一
[特別寄稿]オランダと嗜好/志向の政治学……水島治郎

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談』最新号 no.108 「特集:おいしいってなに?……ひとは食をどう表現してきたか」が3月1日全国書店にて発売!!

談』no.108 「特集:おいしいってなに?……ひとは食をどう表現してきたか」が3月1日全国書店にて発売になります。

書店販売に先立ち、一足先に『談』ウェブサイトでは、各インタビュー者のアブストラクトとeditor's noteを公開しました。
右のメニューバーの最新号、no.108号の表紙をクリックしてください。

人間は、生きるためだけではなくて楽しむために食べることを始めました。現代社会では、セックスがそうであるように、食べることは本来の意味を離れた快楽の世界を目指す。享楽と快楽のメカニズムがおいしい食を求めてやまない人間の業を示しています。一方で、料理を極めるきわめてストイックな食の探求も忘れてはいない。おいしさの快楽と節度や品性を求めるこころは、常に表裏一体なのです。
味覚と嗜好の生理的メカニズムを縦糸に、食の文化や社会を横糸に、食べることに潜む知の世界、およびその表現の多様さを探求します。

■〈味覚の探求〉 コク、この表現ならざるもの
伏木亨(龍谷大学教授)
脂っこいもの、甘いもの、うんとだしがきいたもの。これらは大人も子どもも誰でもわかるコク。それに比べて、コクも何もないような溶液に対して、あえてコクがあるといってみる。
日本人は酒に対して、どこまでもひねているのです。実際、酒には脂も糖分もだしも、コクの材料はほとんど含まれていない。それはもうコクのイメージというほかありません。日本人は、まさにそうした「面影」を、食に見出してきたのです。

■〈食体験の源流〉 記憶のなかの家庭料理…思い出としての〈美味しさ〉
阿古真理(ノンフィクションライター、生活史研究家)

料理メディアが花開いた昭和から平成の現在まで、雑誌や書籍、まんが、TV番組は「家庭料理」をどのように伝え、どんな食事を描いてきたのでしょうか。たとえば、昭和前期は、かまどで炊くご飯を中心にした食文化のなかに、新規なるものとして外国料理が広まった時代です。昭和中期は、敗戦によって過去の文化に自信を失った人々が、外国文化を積極的に取り入れた時代。昭和後期は、家庭料理がより手の込んだものへ向かうと同時に、外食化が進んだ時期です。1990年代は、戦後築き上げた昭和の価値観が崩れていくと同時に、新しい文化が芽吹き始めます。2000年以降は、崩壊がさらに進んで新しい現象が起こり、昔の食文化が再発見されます。
なぜ、昭和に洋食が広がり、平成にカフェ飯が支持されるのでしょうか。どうして、和食は再発見されなければならなかったのでしょうか。その理由は、長く台所仕事を担ってきた女性たちの変化にあることは間違いないでしょう。日本人は料理に何を見ていたのでしょうか。日本の女性たちの意識とライフスタイルの変化に照準しながら、家庭料理の80年を辿ることで、日本人が見出した「美味しさ」の源流を探り出します。

■〈味わいを科学する〉 〈見る〉が生み出す味わいの世界…こころと食の認知科学
和田有史(農業・食品産業技術総合研究機構 食品総合研究所 食認知科学ユニット 心理・行動科学グループ 主任研究員)

食の認知は、口に入れる前に視覚情報や嗅覚情報により始まっているといわれます。たとえば、こんな実験がある。ワインの殿堂であるボルドー大学ワイン醸造学科の学生にワインの味を評価させる時に、赤ワインのなかに、赤く着色された白ワインを紛れ込ましたところ、評価者は一貫して赤い白ワインを赤ワインに使われる典型的な言葉で評価し、白ワインに用いられる言葉を避けたというのです。ワインの味わいについて専門的な訓練を受けた人間でも、味を知覚する際に視覚情報の影響を強く受けるということを示しています。視知覚と食の感性には強いつながりがあるということでしょう。
食べものの味わいが見た目によっても大きく変化します。このことは、食べものが盛り付け方や器、パッケージによって、評価が変わることからも理解できます。和食やフランス料理では、彩り、盛り付け、食器選択において、見た目の美しさが重要視されるのです。
さらに、食べもの本来の情報を越えて、食行動場面の人の表情やしぐさが食べもの選択の判断基準になることもあります。食の認知は、未嗅覚からの情報だけでなく、視覚による色・かたち・大きさの知覚、さらには、それらから喚起する記憶や経験までもが統合された結果なのです。
視覚情報が食の認知に及ぼす影響について概観したうえで、食=味わいを人はどのように感じ、また伝えようとしてきたかについて、最新の認知科学の知見を手掛かりに解き明かします。

『TASCマンスリー』2017年2号が発行になりましたのでお知らせします

『TASCマンスリー』2017年2月号が発行になりましたのでお知らせします。
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2017年2月号No.494
表紙 嗜好品を嗜む…59 久住昌之 切り絵・文「嗜好品的帽子」
contents
随想「江戸の食文化」……浪川健治
新舞台言葉の花「右団次」……渡辺 保
[TASCサロン] 「美味しく食べて楽しく運動する 
        健康づくりに我慢は禁物」……河合美香
[特別シリーズ 豊かな生き方、豊かな社会を考える] 「紛争と共感と魔法の話」……和田安弘

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『TASCマンスリー』2017年1月号が発行になりましたのでお知らせします

『TASCマンスリー』2017年1月号が発行になりましたのでお知らせします。
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2017年1月号No.493
表紙 嗜好品を嗜む…58 久住昌之 切り絵・文「プーさんの蜂蜜」
contents
随想「塩引き鮭は塩辛い?」……浪川健治
新舞台言葉の花「芝翫」……渡辺 保
[TASCサロン] 「食の安全の方程式」……島崎 敢
[特別シリーズ 豊かな生き方、豊かな社会を考える] 「個人化論─個人と社会は”結
びついて”いるのか?」……三上剛史
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『TASCマンスリー』2016年12月号が発行になりましたのでお知らせします

『TASCマンスリー』2016年12月号が発行になりましたのでお知らせします。
なお『TASCマンスリー』は、『談』の発行元である公益財団法人たばこ総合研究セン
ターの機関誌(月刊)です。購読等のお問い合わせは右のメールアドレスまで→
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2016年12月号No.492
表紙 嗜好品を嗜む…57 久住昌之 切り絵・文「選択肢を少なくしてほしい」
contents
随想「和食に恋して」……鳥居本幸代
芝居花四好色彩(しばいのはな嗜好のいろどり)「香の図」……渡辺 保
[TASCサロン] 「嗜癖と合理性」……太子堂正称
[特別シリーズ 豊かな生き方、豊かな社会を考える] 「幸福格差社会か幸福平等社会
か: 社会学における幸福感研究」……小林 盾IMG_0668

『TASCマンスリー』2016年11月号が発行になりましたのでお知らせします。

なお『TASCマンスリー』は、『談』の発行元である公益財団法人たばこ総合研究センターの機関誌(月刊)です。購読等のお問い合わせは右のメールアドレスまで→info@tasc.or.jp
2016年11月号 No.491

表紙 嗜好品を嗜む…56 久住昌之 切り絵・文「待合室のマンガ」
contents
随想 中世武士の生き方  高橋 修
芝居花四好色彩(しばいのはな嗜好のいろどり)反骨香 渡辺保
TASCサロン 人と人をつなぐ、嗜好品 小林 誠
[特別シリーズ 豊かな生き方、豊かな社会を考える]
共生と対話
── 多文化主義の刷新のために  菅原良和
[特別寄稿]
正常からリスクへ
── 「健康」語りの現在  高尾将幸
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『談』no.107 「特集:老い衰えゆくからだ……話す・動くから考える」が11月1日、全国書店にて一斉発売!!

『談』no.107 「特集:老い衰えゆくからだ……話す・動くから考える」が11月1日全国書店にて発売になります。

書店販売に先立ち、一足先に『談』ウェブサイトでは、各インタビュー者のアブストラクトとeditor's noteを公開しました。
右のメニューバーのno.107号の表紙をクリックしてください。

人は、身体と共に生き、身体と共に死んでいく。医学や福祉、その専門性もサービスも高度に多様化した現代社会において、身体は今どこに向かおうとしているのでしょうか。
身体を「話す・動く」という現象から考えてみよう。
このどこにでもあるありふれた身体は、決して閉じることをしません。常に/すでに外へと開かれていく。だが、他方、確実に老い衰えていくのも事実です。
身体を生きるということは、この外へと開かれる感覚を共有し、しかも老い衰えていくという事実を受け入れていくことでもあります。
今号は、開かれつつ、なお老い衰えゆく身体について、行為、介護、社会の位相から考えます。

〈人間行動論〉
ゆるみ、反発、一時停止…介護のなかにからだを見つける
細馬宏通(滋賀県立大学人間文化学部教授)

介護される人の自発的な行動の変化なくしては、介護者は次の段階にたどり着くことはできません。介護とは、介護する側が自分の身体の使い方を問い直すことであり、身体がどんな時間と空間を使って動いているかを検討し直すことでもあります。その時、介護される人は、単に一方的な介助の対象ではなく、介護行動のパートナーとして見直される存在となるのです。
日常会話や伝統芸能、介護場面などの身体行動を探る研究者が捉えた介護する/介護される身体のありよう。

〈介護民俗学〉
表現としての聞き書き…介護を切り拓く
六車由実(デイサービス施設「すまいるほーむ」管理者・生活相談員)

聞き書きは、聞くという行為というよりも聞いて、書いて、文章に表現すること。であれば、ある意味で書く(表現する)ために聞いてきたともいえます。聞き書きとは、ケアする側の創作物でもあります。聞き書き表現そのものが、利用者さんを巻き込んで立ち上がってくる言語を介した創作物=身体行為なのです。介護民俗学という語りと身体行為の豊穣なる世界にあえて耳を傾ける試み。

〈老いの哲学〉
どっちつかずの人たち…〈老い衰えゆくこと〉から社会を見る
天田城介(中央大学文学部社会学専攻教授)

〈老い衰えゆくこと〉は、老年期になり、「できたことができなくなる身体」として生きること」だと天田氏は言います。〈老い衰えゆくこと〉を我々の社会を変容させる最も大きな「社会の軸」として捉え、人々はその社会のなかで、いかに生きてきたのか、また生きていくことが可能であったのか。
少子高齢化社会という圧倒的なリアリティを前にして、「どっちつかずの身体」の集合体として社会を思考する意味と意義について考察します。


『TASCマンスリー』2016年10月号が発行になりましたのでお知らせします。

なお『TASCマンスリー』は、『談』の発行元である公益財団法人たばこ総合研究センターの機関誌(月刊)です。購読等のお問い合わせは右のメールアドレスまで→info@tasc.or.jp
2016年10月号 No.490

表紙 嗜好品を嗜む…55 久住昌之 切り絵・文「ケーキ屋さん」
contents
随想 だじゃれ音楽  野村 誠
芝居花四好色彩(しばいのはな嗜好のいろどり)十種香 渡辺保
TASCサロン 食と〈つながり〉の人類学
     ── ツバルのフィールドより 小林 誠
[特別シリーズ 豊かな生き方、豊かな社会を考える]
紛争解決と手続きの公正さ
── 法と心理学の1つの視点   菅原郁夫
公共性と自由
── 「公共の福祉」をどうとらえるか   齋藤純一
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『談』とは
 
●最新号

No.131
空と無
 
●バックナンバー
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No.130
トライコトミー……二項対立を超えて

No.129
ドロモロジー…自動化の果てに

No.128
オートマティズム…自動のエチカ

No.127
自動化のジレンマ
 
 
●別冊

Shikohin world 酒

Shikohin world たばこ

Shikohin world コーヒー
 
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