『談』no.82で、「理性を導く音の快楽」をテーマに、神経生理学者・池谷裕二氏と対談された聴覚研究者・柏野牧夫氏が、来月『空耳の科学〜だまされる耳、聞き分ける脳』(ヤマハミュージックメディア)を上梓されます。刊行を記念して、ノンフィクション作家の最相葉月さんとトークショーがジュンク堂書店 池袋本店で開催されますので、お知らせいたします。

2月9日(木)19:30より
トークショー「空耳の科学−だまされる耳、聞き分ける脳
柏野牧夫(聴覚研究家)×最相葉月(ノンフィクション作家)
お申し込みは池袋本店1Fサービスカウンターまで(電話:03-5956-6111)
入場料はドリンク付き1000円。
当日、会場の4F喫茶受付でお支払いください。特には整理券、ご予約のお控え等をお渡ししておりませんので、予約をキャンセルされる場合、ご連絡をお願いいたします。(電話:03-5956-6111)
ご案内文より
私たちはみな、まったく異なる音風景を聞いている?! 「視覚は聴覚より優れている」「モーツァルトを聴くと頭が良くなる」——聴覚について一般に言われていることは、どこまで本当? 実は、聴覚にはまだ多くの謎が秘められています。そもそも、私たちの日常生活は、空耳に満ちていると知っていますか? 存在しないはずの音が聞こえる、同じ音が人によって違って聞こえる……。しかし、この空耳こそが、世界を認識するための脳の巧みな戦略でもあるのです。そんな不思議な空耳をデモを使って紹介しつつ、聴覚研究の柏野牧夫先生と『絶対音感』の著者・最相葉月さんが語り合います。