八雲村(松江市との合併前)の前村長・石倉徳章さんにご自宅でインタビュー。八雲国際演劇祭開催に至る迄の経緯などをお聞きした。地方の小さな町で国際演劇祭を開催する。そんな大それた夢を実現するには実行力と想像を絶する努力が必要だ。そして、開催者と市民と行政との強い絆がなければならない。なによりも、行政の支援があるのとないのでは全然違う。小さな町がお芝居を通じて世界へとつながる。そんな回路がどうやって開かれていったのか。いえることは、カリスマ的な人材がいればいいということではなく、だが、そういう人材なしには絶対になしえないということだ。石倉さんが大変なアイデアマンだったことも幸いした。ところで、ご自宅の玄関の前には枯山水風の庭。低い塀ごしに小川が流れていて、夏の初めにはたくさんの蛍がやってきて光の饗宴をこうじるそうな。蛍の季節にまたあそびにきたいとホンキで思いました。大社より古い神魂神社にお参りし、松江城をぐるっと取り巻く堀川を小舟にゆられて遊覧。町を水辺の視点から仰ぎ見ると、また違った顔を見せるものだ。思えば外堀から隅田川まで都内の水路を船で巡ったのは、それがまだ観光ルートにものっていない頃のこと。お茶の水橋を川面から仰ぐと、それがずいぶんと高いことに驚かされた。今度は、水都・大阪を船巡りしてみたいものだ。