『city&life』no.81特集「「安全・安心のまちづくり」を考える」で、これまで自明とされてきた「安全・安心」という言葉の背後に潜む排除・選別の志向を抉り出した鼎談のパネリストのおひとり生田武志さんが、トークセッションに出席されます。

JUNKU連続トークセッション@池袋

2007年8月2日(木)19時〜

『フリーターズフリー 1号』出版記念
(〔編集・発行〕有限責任事業組合フリーターズフリー 〔発売〕人文書院)

フリーターズフリーのつくりかた
―労働問題の新地平のために―

生田武志×大澤信亮×栗田隆子×杉田俊介
(有限責任事業組合フリーターズフリー)

5年の歳月をかけて構想し、共同出資の組合を立ち上げ、
今夏、満を持して創刊した、労働と生を考え抜くメディア「フリーターズフリー」。
私たちの生きづらさ、若年層労働問題の本質とは何か。
我々にはいま何ができ、何を言うべきか。
労働問題の新地平を拓くため、今後の活動構想も交えた注目の徹底討論!
フリーターズフリーのメンバー4人による初めてのトークイベントです。


☆ 会場…4階喫茶にて。入場料1,000円(ドリンクつき)定員40名
☆ 受付…1階 サービスカウンターにて。電話予約承ります。

ジュンク堂書店 池袋本店
TEL.5956-6111 FAX.5956-6100

パネラー紹介
★生田武志(いくた・たけし)/1964年生れ。大学在学中より野宿者支援活動を始めるとともに、1988年より日雇労働。2000年、キルケゴール論にて群像新人文学賞優秀賞受賞(評論部門)。著書に『〈野宿者襲撃〉論』(人文書院)。
★大澤信亮(おおさわ・のぶあき)/1976年、東京生れ。物書き・編集者。映画専門大学院大学助手。著作に『「ジャパニメーション」はなぜ敗れるか』(大塚英志との共著)、「コンプレックス・パーソンズ」(「重力02」)、「マンガ・イデオロギー」(「comic新現実」)など。
★栗田隆子(くりた・りゅうこ)/1973年、東京生れ。『子どもたちが語る登校拒否』(世織書房)に経験者として寄稿。学生時はシモーヌ・ヴェイユについて研究。ミニコミ・評論紙等において不登校・フェミニズムについての論考を散発的に発表。現在、国立保健医療科学院非常勤職員として勤務。
★杉田俊介(すぎた・しゅんすけ)/1975年、神奈川生れ。介護労働者(本業)+ライター(副業)。著書に『フリーターにとって「自由」とは何か』(人文書院)。現在、労働+福祉+批評の第二著作を準備中。